短波放送およびradiko.jpのラジオNIKKEI第1でEAST(東京・中山・福島・新潟)/札幌・函館、短波放送およびradiko.jpの第2でWEST(京都・阪神・小倉・中京)/札幌・函館、中央競馬の全レースを、東西充実のアナウンサー陣が実況。全国競馬ファンの熱い声援に応え続けています。
2021.01/16 小塚 歩 記事URL
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1/16(土)からの競馬場・ウインズ等の営業(無観客競馬・発売取りやめ)(1/14発表)
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関東・関西・愛知県・福岡県での臨時払戻の実施(1/16(土)~24(日))(1/14発表)
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きょう16日(土)の中京12レースは「4歳以上3勝クラス」でした。なんとかステークスじゃなく「4歳以上3勝クラス」。一般競走、いわゆる平場レースでした。
準オープンクラスの平場戦はとっても珍しく、2015年3月22日の中京12レース以来6年ぶりでした。同じ中京12レースで同じダート1400メートルでしたが、当時はローカル場で今回は本場扱い。ま、珍しいことに変わりはないですわね。
なぜこの"平場準オープン"が今回組まれたかというと、このクラスの在籍馬が増えて出走ラッシュになっているため。去年暮れに番組変更によって設けられたものでした。確か6年前も出馬ラッシュで番組変更だったと記憶しています(←自信なし
1986年以降、準オープンクラスの一般戦はきょうで13クラ目。34年とちょっとでこの数ですからとっても少ないですよね。1986年に4クラ、1987年に1クラ行われたあとはしばらく行われず、1997年に1クラ、またしばらく間をおいて2007年に2クラ、2008年2クラ、2009年1クラ、そして前述の2015年1クラ。
ほとんどが最終レースに行われています。例外はわずか2クラ。偶然かどうなのか、どちらも1986年5月11日に行われています。ひとつはパーシャンボーイが勝ったレースで、これは東京3レースで行われました。頭数が少なかったから(7頭立て)競走順の入れ替えがあったのかな? だからってそんな早いレースにしなくても...10時50分発走だったようです。1986年以降で午前中に行われた準オープンの競走はこれだけ。ちなみにパーシャンボーイはここを快勝して、次走で宝塚記念も制します。
もうひとつは同じ1986年5月11日、トーホウカムリが勝った京都8レース。これも9頭立てなので、順番が入れ替わったのかも知れませんね。
で、せっかくの平場準オープンなんだから減量騎手の騎乗が増えるのかなと思っていたら、きょうの中京12レースに騎乗した減量騎手は☆菊沢一樹騎手だけ(スズカコーズマンボ15着)。あれー、3キロ減の若手騎手が乗ってきたりしたら買ってみたかったのにー。
かつてはオープンの平場レースがあり、実績馬がそのまま出走すると斤量が重くなるために減量騎手を乗せることがあったと聞きます(シンザンとかそうでしたよね)。若手騎手も一流馬の背中を知ることができるメリットもあったとか。今調べたら、サラ系古馬の平場オープンは1988年8月27日の函館8レース(勝ち馬リキサンワイス)が最後のよう。
降級がなくなったんだし、オープンで頭打ちになった馬の救済策?になるかも。減量騎手とのコンビで斤量が減り、好走のきっかけを掴むってこともあったりしませんかねえ。馬券的にも面白そうだし。祈・平場オープン復活!
ついでにと言ってはなんですがこんなネタも。
あす17日の小倉7レースで、3歳1勝クラスの一般競走が行われます。ローカル開催での2歳・3歳限定の平場1勝クラスは、2歳戦ではかつて北海道シリーズで行われていましたが今は組まれなくなりました。
3歳戦ではもっと珍しく、2011年4月の小倉競馬以来。このときは東日本大震災で、西日本でしか中央競馬が行われていなかったがためのイレギュラーでした。夏の中京や福島の本場開催で3歳1勝クラスはこれまでにもありましたが、ざっと調べた感じだとローカル場での3歳1勝クラスが当初から番組に組まれるのは1986年以降でこれが初めてみたい。
じゃあ減量騎手は誰が乗ってるかな~とみてみたら、☆富田暁騎手と☆斎藤新騎手の名前がありますな。よし、この2人をうまく絡めて買ってみることにしますか!
では、1月 17日(日) の放送予定です。
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3歳重賞+リステッド馬連 5月29日(土)までの3歳重賞・Lは「馬連」5%アップ!
[ラジオNIKKEI第1]
<解説>
吉岡哲哉(競馬ブック)
能勢俊介
久保木正則(日刊競馬)
<パドック解説>
沢田美紀(日刊競馬)1R~4R
安中貴史(競馬ブック)5R~8R
京増真臣(研究ニュース)9R~12R
<主なコーナー>
9:35頃 「パドック解説者 レース展望」
10:30頃 「メインレース展望」
11:50頃 「能勢俊介の今日の勝負どころ」
12:00頃 「JRAホッと耳より情報!」
12:50頃 「日曜メインレース展望」
13:50頃 「今日のコラム」出演:村上英明(デイリースポーツ)
14:30頃 「パドック解説者 レース展望」
16:25頃 「来週の重賞展望」
中山実況:米田元気(1R~6R)小塚歩(7R~12R)
進行:木和田篤、小屋敷彰吾
パドック進行:小島友実
[ラジオNIKKEI第2]
<解説>
大西修平(デイリースポーツ)
森本昭夫(競馬評論家)
<パドック解説>
吉田順一(馬サブロー)1R~5R
竹村浩行(馬サブロー)6R~12R
<主なコーナー>
9:55頃 「パドック解説者 狙いのレース」
10:25頃 「一般レースの狙い」
10:55頃 「メインレース展望」
11:40頃 「藤村和彦の射(シャッ)!!」出演:藤村和彦(競馬文筆家)
11:50頃 「JRAホッと耳より情報!」
12:45頃 「特別レース展望」
13:15頃 「解説者 今日の狙い目」
13:45頃 「小倉レース展望」出演:坂井直樹(競馬ブック)
14:20頃 「メインレース展望」
16:05頃 「来週のメインレースの見どころ」
中京実況:山本直也(1R~6R)小林雅巳(7R~12R)
進行:檜川彰人、加藤弘晃
パドック進行:岡田麻紗巳
小倉実況:中野雷太(1R~6R)山本直(7R~12R)
※出演者、各コーナーの放送時間、放送内容などは変更となる場合があります
2021.01/15 小塚 歩 記事URL
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JRAのYouTubeチャンネル、年末あたりからポンポンと新しい動画がアップされてるんですよね。林修先生のやつとか、ビギナー向けのやつとか、デューク東郷が出てきてマナーアップを訴えるものとか。
アタシも暇なときにちらちらと眺めたりするんです。そしたらこんな動画を見つけました。
12日ですから、今週火曜にアップされたてホヤホヤ。どんなものかと再生してみてびっくり。あの京成杯オータムハンデじゃないか...
2015年9月13日 中山11R 京成杯オータムハンデキャップ
見てくださいよ成績表。ハナ、ハナ、アタマ、ハナ。そのあともクビ、アタマと続きます。5着まで勝ち馬と同タイム、7着まで0秒1差。
ハンデ戦は全馬ゴールで横一線に並ぶようにつけられるとよく言いますが、このレースはまさにそれ。ハンデキャッパーの方はしてやったり、だったんじゃないでしょうか。
実況してるこっちはたまったもんじゃありません。アタシら、だいたい残り200メートルくらいのところの脚いろを判断して、どの馬が勝ちそうかある程度"当たり"をつけるものなんですけど、このときは全くわからなかった。どの馬が上位に来るのか全くわからなかった。
変な言い方になりますが、全馬勝ちそうだったし、全馬勝たなそうだったし......。そんなことは実際にはないんですけど、実況しながらそう感じたものです。
動画にもありましたが、1着から5着まで全て写真判定。掲示板に「写真」の文字が4つ並ぶのは初めて見たかもしれません。
実はご厚意で、このときの決勝写真を手にとって見せてもらったことがあるんです。確かに大接戦だったけど、判定写真ではわずかながらもそれぞれにちゃんと差ができている。はあー、さすがだなあと思った記憶があります。
動画の中で皆さんに注目してもらいたいのは「決勝写真上のゴールはどこかと問われたら、全てがゴールである」というところ。そうなんです。ゴールを通過した瞬間を細かく切り取ってつなげているのです。写真の横軸は距離ではなく時間。大接戦のときに「○○センチ差」なんて言われ方しますけど、決勝写真からは○○センチとは読み取れない性質のものというわけ。
この決勝写真を用いて着順を判定する方に聞いたことがあります。瞬時に着順を判別する(映像や写真は参考)ために、事前に実況アナと同じように塗り絵をするんだそうです。ただ着順の判定には馬名は不要で、番号だけあればいいので、馬番と帽子と勝負服だけを塗るのだとか。
この動画を観て、知ってたつもりだけど改めて勉強になりました。JRAのYouTubeチャンネルはほかにも興味深い動画が多いし、こういうのはおうち時間を過ごすのにいいですね。ステイホームのお供になってくれそうです。
では、1月 16日(土) の放送予定です。
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3歳重賞+リステッド馬連 5月29日(土)までの3歳重賞・Lは「馬連」5%アップ!
[ラジオNIKKEI第1]
<解説>
吉岡哲哉(競馬ブック)
能勢俊介
郡和之(日刊競馬)
<パドック解説>
小林正明(デイリースポーツ)1R~4R
赤塚俊彦(競馬ブック)5R~8R
松本智志(競馬ブック)9R~12R
<主なコーナー>
9:35頃 「パドック解説者 きょうのおすすめレース」
10:00頃 「週間ニューストピックス」
10:30頃 「レース展望」
11:50頃 「能勢俊介の今日の勝負どころ」
12:00頃 「JRAホッと耳より情報!」
12:25頃 「野元賢一の『競馬のツボ』」
13:25頃 「土曜メインレース展望」
13:55頃 「今週の注目数字」
14:30頃、16:15頃 「トレセンレポート」出演:野元賢一(日本経済新聞)
16:25頃 「あすの重賞展望」
中山実況:小塚歩(1R~6R)米田元気(7R~12R)
進行:稲葉弥生、小屋敷彰吾、木和田篤
パドック進行:木和田篤、稲葉弥生
[ラジオNIKKEI第2]
<解説>
永井晴二(競馬評論家)
関根慶太郎(日本経済新聞)
<パドック解説>
鈴木邦宏(大阪スポーツ)1R~5R
竹中昇(研究ニュース)6R~12R
<主なコーナー>
9:55頃 「パドック解説者 狙いのレース」
10:25頃 「一般レースの狙い」
10:55頃 「週の中間の話題から」
11:25頃 「土曜メインレース展望」
11:40頃 「日曜重賞レース展望」
12:00頃 「JRAホッと耳より情報!」
12:50頃 「大穴一発!一攫千金を狙え!」出演:棟広良隆(競馬アナリスト)
13:50頃 「解説者 今日の狙い目」
14:20頃 「パドック解説者 メインレースの狙い」
14:55頃 「メインレース展望」
16:05頃 「明日のメインレースの見どころ」
中京実況:小林雅巳(1R~6R)檜川彰人(7R~12R)
進行:山本直也、岡田麻紗巳
パドック進行:加藤弘晃
小倉実況:山本直(1R~6R)中野雷太(7R~12R)
※出演者、各コーナーの放送時間、放送内容などは変更となる場合があります
2021.01/10 小塚 歩 記事URL
無観客競馬(中山競馬場)の実施と首都圏ウインズ等の発売取りやめ(1月9日(土曜)・10日(日曜)・11日(祝日・月曜))(1月5日発表)
1月16日(土曜)からの首都圏の競馬場とウインズ等の営業(1月9日発表)
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7日、1都3県にふたたび緊急事態宣言が発出されました。
以前も書いたかもしれませんけど、なんともリモートワークに適さない業種であり職種でありますんで、万全の注意を払いながら出社してます。宣言再発出後の初日である金曜日は、そこまで通勤電車の人数は変わっていなかったように思いますけどね。
出社しても会議なんかはリモート。自席からリモート。マイク付きヘッドホンをつけて、発言を求められたらパソコンのモニター相手に自席でブツブツと。同じく出社してる若手社員が、隣席から怪訝そうな顔でこちらに視線を送ります。確かにちょっと不思議な光景かな...。
上記リンクにもある通り、首都圏の中央競馬の開催は当面の間無観客になりました。
再度の無観客初日だった9日土曜日、中山競馬場。その最初のレースをアタシが実況しました。昨秋に無観客→少数ながら有観客、となったあとは少ない歓声、歓声の代わりに拍手、という状況にだいぶ慣れてはきていましたが、そのわずかな歓声や拍手すらなくなるというのは寂しい。
去年2月29日の無観客初日の最初もアタシ実況したんですけどね(中京1R)、この時は特に違和感は感じなかった。実況に入っちゃうと周りの音を聞いている余裕はないですからね。今回はいろんな慣れがあるからなのか、寂しく感じました。それでまた、お客さまがいないからなのか、普段は映像と一緒にいろんな音が聞こえるターフビジョンも静かなんですよ。タートピとか参考レースとか、レース間の映像がターフビジョンには流れなかったはず。これも寂しい
いつ終わるとも知れぬ我慢の日々ですけれど、こればかりは。ね。去年あれだけ力を合わせて、中央競馬は開催を1日も休まなかったわけです。そのおかげで新記録や歴史的シーンに恵まれたわけです。今年も引き続き、がんばって耐えましょう。そしたらまた今年も、もんのすごーい大記録や目ン玉ひん剥くすごーいシーンが見られるかも知れないじゃないですか!
ということでしばらくまたステイホーム、おうち競馬をお楽しみくださいませね。ラジコで「中央競馬実況中継」をお聴きいただいて、馬券はケータイから。上記リンクにもある通り、各種イベントはウェブから参加したり応募したりできますんでね。どんなイベントか詳しく説明を聞きたいという方は、中継内のお昼に流れる「JRAホッと耳より情報!」がオススメですよ~!(←最終的には宣伝
では、1月 11日(月・成人の日) の放送予定です。
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3歳重賞+リステッド馬連 5月29日(土)までの3歳重賞・Lは「馬連」5%アップ!
[ラジオNIKKEI第1]
<解説>
吉岡哲哉(競馬ブック)
能勢俊介
郡和之(日刊競馬)
<パドック解説>
小林正明(デイリースポーツ)1R~4R
吉田幹太(競馬ブック)5R~8R
赤塚俊彦(競馬ブック)9R~12R
<主なコーナー>
9:45頃 「日曜重賞レース回顧」
10:15頃 「パドック解説者 きょうのおすすめレース」
11:15頃 「メインレース展望」
11:45頃 「能勢俊介の今日の勝負どころ」
12:10頃 「JRAホッと耳より情報!」
12:35頃 「野元賢一の『競馬のツボ』」
13:05頃 「月曜メインレース展望」
13:40頃 「今週の注目数字」
14:15頃、14:50頃 「トレセンレポート」出演:野元賢一(日本経済新聞)
16:25頃 「次週の重賞展望」
中山実況:山本直也(1R~6R)米田元気(7R~12R)
進行:稲葉弥生、木和田篤、佐藤泉
パドック進行:米田元気、稲葉弥生
[ラジオNIKKEI第2]
<解説>
寺下厚司(スポーツニッポン)
関根慶太郎(日本経済新聞)
<パドック解説>
石川吉行(大阪スポーツ)1R~5R
荒木敏宏(競馬評論家)6R~12R
<主なコーナー>
9:35頃 「パドック解説者 狙いのレース」
10:00頃 「一般レースの狙い」
10:30頃 「土曜メインレース展望」
11:55頃 「JRAホッと耳より情報!」
12:50頃 「大穴一発!一攫千金を狙え!」出演:棟広良隆(競馬アナリスト)
13:25頃 「解説者 今日の狙い目」
13:50頃 「パドック解説者 メインレースの狙い」
14:30頃 「メインレース展望」
16:15頃 「次週のメインレースの見どころ」
中京実況:中野雷太(1R~6R)檜川彰人(7R~12R)
進行:山本直、小屋敷彰吾
パドック進行:檜川彰人、髙田洋子
※出演者、各コーナーの放送時間、放送内容などは変更となる場合があります
2021.01/09 小塚 歩 記事URL
無観客競馬(中山競馬場)の実施と首都圏ウインズ等の発売取りやめ(1月9日(土曜)・10日(日曜)・11日(祝日・月曜))(1月5日発表)
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6日、2020年JRA賞が発表されました。
アタシも投票権をもつ一人。毎年しっかりと考えて(←当たり前)投票してるんですけど、今回は悩みましたねえ。今年は例年より、自分が投票した馬が賞を受賞しなかったケースが多かった。もちろんちゃんとした理由や裏付けがあって投票しているので、これでよかったとは思ってますけどね。
しかしまあ、宝塚記念と有馬記念と連覇したクロノジェネシスが通常の部門賞に選ばれず、特別賞となるんですから凄い1年でしたよね。古馬牝馬はもう一頭、ラッキーライラックが大阪杯とエリザベス女王杯に勝利。この馬がJRA賞では無冠ってのも可哀想。例年ならば最優秀4歳以上牝馬に選ばれてもおかしくない成績なんですけどね...。
明日はシンザン記念。シンザン記念といえばジェンティルドンナとアーモンドアイ、後の三冠牝馬を2頭も送り出した出世レースであります。去年もこのレースを牝馬サンクテュエールが勝ちましたよね。
去年の古馬芝牡牝混合GIはことごとく牝馬が勝利。牡馬の勝利はは天皇賞(春)のフィエールマンだけでした。これはGIですが、GIIやGIIIで牝馬の成績って例年に比べてどうだったんだろうか?
2020年に中央競馬で行われた「3歳以上or4歳以上」「牝馬限定でない」「芝」「GIIorGIII」の重賞は48クラあり、うち牝馬の勝利は12クラ。
GII→クロノジェネシス(京都記念)、ノームコア(札幌記念)、センテリュオ(オールカマー)、ダノンファンタジー(阪神C)
GIII→サウンドキアラ(京都金杯)、アウィルアウェイ(シルクロードS)、プリモシーン(東京新聞杯)、ラブカンプー(CBC賞)、ジョーカナチャン(アイビスSD)、エイティーンガール(キーンランドC)、トロワゼトワル(京成杯AH)、レイパパレ(チャレンジC)
中距離GIIで牝馬が3勝、京都記念とオールカマーは牝馬ワンツーでしたよね。どちらも2着はカレンブーケドール。この馬も重賞未勝利ながら「強い牝馬」の一翼を担っています。ノームコアも暮れに香港カップ勝ったし、ディアドラの奮闘もあったし。海外でも牝馬強しを印象づけましたね。
では一昨年は? それより前は? (レース数は同じ)
2019年の上記条件で牝馬は6勝。GIIが1クラ、GIIIが5クラで中距離での勝利はサトノガーネットの中日新聞杯のみ。
2018年は牝馬が7勝、アエロリットの毎日王冠以外はマイル以下。
2017年は牝馬が5勝、うちGIIが2勝で、ルージュバックのオールカマーとスマートレイアー姐さんの京都大賞典。
2016年は牝馬8勝と多め、中距離ではルージュバックのエプソムCと毎日王冠。
ということで、やっぱり去年の12勝はかなり多い。短距離やマイルではこれまでも牡馬と互角だったと思うけど、芝中距離でも質、量ともに結果を残してますからね。
ちなみに2016年から2019年に上記条件のGIで勝ったのはマリアライト(16宝塚記念)、アーモンドアイ(18JC、19天皇賞秋)、リスグラシュー(19宝塚記念&有馬記念)。3頭で5勝。去年1年間だけで、5頭で9勝。なんなん。凄すぎやん。
5日の東西金杯は牝馬の勝利とはなりませんでしたが、あすのシンザン記念はどうなるか。前日の段階では牝馬が圧倒的な1番人気になってます。「牝馬の2020年」の勢いをつけたのが、1月前半のサウンドキアラとサンクテュエールだったとしたら、明日出走する牝馬にもしっかり注目しておかなきゃいけませんね。
では、1月 10日(日) の放送予定です。
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[ラジオNIKKEI第1]
<解説>
吉岡哲哉(競馬ブック)
能勢俊介
久保木正則(日刊競馬)
<パドック解説>
藤本貴久(日刊競馬)1R~4R
田村明宏(競馬ブック)5R~8R
京増真臣(研究ニュース)9R~12R
<主なコーナー>
9:50頃 「パドック解説者 レース展望」
10:45頃 「メインレース展望」
11:45頃 「能勢俊介の今日の勝負どころ」
12:10頃 「JRAホッと耳より情報!」
13:05頃 「日曜メインレース展望」
13:40頃 「今日のコラム」出演:井上力心(日刊スポーツ)
14:15頃 「パドック解説者 レース展望」
16:25頃 「あすの重賞展望」
中山実況:佐藤泉(1R~6R)小塚歩(7R~12R)
進行:木和田篤、山本直也
パドック進行:石原李夏
[ラジオNIKKEI第2]
<解説>
荒木敏宏(競馬評論家)
森本昭夫(競馬評論家)
<パドック解説>
(馬サブロー)1R~5R
(馬サブロー)6R~12R
<主なコーナー>
9:35頃 「パドック解説者 狙いのレース」
10:00頃 「一般レースの狙い」
10:30頃 「メインレース展望」
11:50頃 「藤村和彦の射(シャッ)!!」出演:藤村和彦(競馬文筆家)
12:00頃 「JRAホッと耳より情報!」
12:50頃 「特別レース展望」
13:20頃 「解説者 今日の狙い目」
13:50頃、14:30頃 「メインレース展望」
16:15頃 「あすのメインレースの見どころ」
中京実況:檜川彰人(1R~6R)山本直(7R~12R)
進行:小屋敷彰吾、中野雷太
パドック進行:山本直、髙田洋子
※出演者、各コーナーの放送時間、放送内容などは変更となる場合があります
2021.01/08 小塚 歩 記事URL
無観客競馬(中山競馬場)の実施と首都圏ウインズ等の発売取りやめ(1月9日(土曜)・10日(日曜)・11日(祝日・月曜))(1月5日発表)
第1回中山競馬第2・3・4日の指定席ネット予約料金の返金(1月5日発表)
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先日ちょっと調べ物をしていてですね。ふと思ったのであります。
我々、年間で何頭の競走馬の名前を実況するものなんだろう?
先日発売されたダビスタでは、収録時におよそ3000頭の馬名を読みました。オープン馬から3勝クラス、2勝クラスくらいまで読んでいるはずです。ただ世代としては十数世代にわたって(ウオッカ、ダイワスカーレット世代からコントレイル、デアリングタクト世代まで)登場しますから、ある程度絞って収録していたことにはなりますが。
じゃあ絞り込まずに、年間三百数十レース実況するなかで、何頭くらい口に出しているものなんだろうかと。調べてみました。
小塚が2020年に中央競馬で実況した348レースに一度でも出走した競走馬は、地方所属含め3800頭。重複なしでこの数字。ふああ、こんなに! いざ数字にしてみると驚きました。
もちろんこの中には、去年一度しかレースを実況していない馬もいれば、何度も何度も実況を担当した馬もいるわけで。去年、小塚的最多実況ホースは、年間5レースでこの馬たちでした。
サトノフラッグ、ガロアクリーク、ディープボンド、ヴェルトライゼンデ、ビターエンダー、ブラックホール、ショウナンアリアナ、デルマラピスラズリ
前半の6頭はわかります。クラシック戦線を担当してましたからね。
後半2頭は意外! ショウナンアリアナは関西馬でありながら小塚実況が最多。去年10走したうち5戦で小塚が担当していました。競馬場も京都、中山、函館、札幌とバリエーション豊かです。デルマラピスラズリは、去年7月19日以降に出走した5戦続けて小塚が担当していました。オープンや重賞ならともかく、1勝クラスでこれはとても珍しいのでは!?
ちなみに小塚実況での勝利数を数えると、やはりというかコントレイルが4勝で最多。3勝はおらず、2勝が8頭。重賞ウィナーのバビットとダノンザキッドがここに含まれています。。
これが他のアナウンサーだとどうなるかというと、たとえば大関アナが去年一番多く実況したのはオルクリストで単独最多の6戦。すべて2勝クラス。山本直アナだと最多実況はクリノアントニヌス、なんと8戦! ヴィント、サンディレクション、ブリーズスズカが7戦で続いています。
直アナはトータル3877頭を実況。頭数は小塚と大きく変わらないのに、この数字。これは「クリノアントニヌス専属アナウンサー」という称号を与えてもよいのではなかろうか? それは冗談として。
小塚はあす、2021年の実況初めを迎えます。中山前半の6クラ、図ったようにきっちりどのレースも16頭立て。×6で、96頭の馬名を実況することになります。さて今年の年末、この数字がどのぐらいまで積み上がるんでしょうか。 ともあれ明日は2週間ぶりの実況。はー、緊張する...。
では、1月 9日(土) の放送予定です。
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3歳重賞+リステッド馬連 5月29日(土)までの3歳重賞・Lは「馬連」5%アップ!
[ラジオNIKKEI第1]
<解説>
吉岡哲哉(競馬ブック)
能勢俊介
郡和之(日刊競馬)
<パドック解説>
小林正明(デイリースポーツ)1R~4R
林茂徳(競馬ブック)5R~8R
唐島有輝(競馬ブック)9R~12R
<主なコーナー>
9:45頃 「週間ニューストピックス」
10:15頃 「パドック解説者 きょうのおすすめレース」
10:45頃 「レース展望」
11:45頃 「能勢俊介の今日の勝負どころ」
12:10頃 「JRAホッと耳より情報!」
12:35頃 「野元賢一の『競馬のツボ』」
13:05頃 「土曜メインレース展望」
13:40頃 「今週の注目数字」
14:15頃、16:00頃 「トレセンレポート」出演:野元賢一(日本経済新聞)
16:25頃 「あすの重賞展望」
中山実況:小塚歩(1R~6R)山本直也(7R~12R)
進行:小島友実、佐藤泉、木和田篤
パドック進行:木和田篤、山本直也、小島友実
[ラジオNIKKEI第2]
<解説>
永井晴二(競馬評論家)
関根慶太郎(日本経済新聞)
<パドック解説>
佐藤将美(サンケイスポーツ)1R~5R
中西弘行(研究ニュース)6R~12R
<主なコーナー>
9:35頃 「パドック解説者 狙いのレース」
10:00頃 「一般レースの狙い」
10:30頃 「週の中間の話題から」
11:00頃 「土曜メインレース展望」
11:50頃 「日曜重賞レース展望」
11:55頃 「JRAホッと耳より情報!」
12:50頃 「大穴一発!一攫千金を狙え!」出演:棟広良隆(競馬アナリスト)
13:25頃 「解説者 今日の狙い目」
13:50頃 「パドック解説者 メインレースの狙い」
14:30頃 「メインレース展望」
16:15頃 「明日のメインレースの見どころ」
中京実況:山本直(1R~6R)中野雷太(7R~12R)
進行:檜川彰人、小屋敷彰吾
パドック進行:中野雷太、髙田洋子
※出演者、各コーナーの放送時間、放送内容などは変更となる場合があります
2021.01/04 小塚 歩 記事URL
2021年1月5日(火曜)から1月24日(日曜)までのお客様のご入場(12月17日発表)
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皆様あけましておめでとうございます。今年も当ブログをどうぞよろしくお願い申し上げます。
みなさんはどんな新年をお迎えでしたでしょうか? アタシは例年ならば夫婦どちらかの実家に帰るところなのですが、こんな状況ですから自宅で年越し。ガキ使と紅白をザッピングしながら、気が付いたら2021年が始まっていました。
初詣は近所の小さな神社へ。混まないだろうとは思いつつも念のため元日を避けて行ってきました。いつもとはちょっと違うお正月、果たしてこれが新たなスタンダードになるのか、それともこれまでの日常を取り戻すことができるのか。どんな2021年になるんでしょうね。
中央競馬は明日いよいよ2021年の開催がスタート。歓声の少ない競馬場に慣れてきてしまった自分がなんか悲しい。大歓声が恋しいですねえ......
アタシは去年、中央競馬を348レース実況しました。まあだいたい例年通りです。海外は少なかったんですよね。凱旋門賞とアンダーカードの計4クラだけかな? あとはばんえい競馬を実況しました。今年もたくさん実況して、たくさんの名シーン、好レースに出会いたいですね。
2020年小塚実況レースを調べると、最多勝騎手はルメール騎手、最多勝調教師は藤沢和師と矢作師が9勝で最多。単勝回収率トップは高倉騎手でした。竹田城Sのメイショウマトイが大きかったみたい。実況レース数が多い騎手だと松若騎手や江田照騎手が回収率高めのようです。
種牡馬でみると、小塚実況で回収率が高いのはジャスタウェイ産駒のよう。ダノンザキッドやテンピンなど12月に1番人気で勝った馬たちが思い出されますが、アドマイヤジャスタやアースドラゴンやトモジャファイブが小塚実況時に人気薄で勝っています。
以上、だからなんだというデータでございましたw
ちなみに大関アナで調べてみると、回収率トップ騎手(20レース以上、以下同)は菊沢騎手。回収率高い種牡馬はエスケンデレヤやカレンブラックヒル。山本直アナだと回収率トップ騎手は藤井騎手、回収率高い種牡馬はリーチザクラウン。などと、それぞれに傾向があったりもします。
こうした傾向が2021年も同じように続くかどうかは全くもって不明ですが、気になった方は参考にされてみては? あ、あくまで参考程度に。馬券は自己責任でお願いしますよ!
では、1月 5日(火) の放送予定です。
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金杯馬連 1月5日(火)の中山金杯、京都金杯は「馬連」の払い戻しが5%アップ!
[ラジオNIKKEI第2]
<中山解説>
吉岡哲哉(競馬ブック)
小木曽大祐(日刊競馬)
<中京解説>
佐藤将美(サンケイスポーツ)
関根慶太郎(日本経済新聞)
中山実況:小林雅巳(1R~6R)中野雷太(7R~12R)
中京実況:山本直(1R~4R)山本直也(5R~8R)檜川彰人(9R~12R)
中山進行:大関隼、石原李夏
中京進行:檜川彰人、山本直、山本直也
※出演者、各コーナーの放送時間、放送内容などは変更となる場合があります