5月12日(日)に東京競馬場で行われる第19回ヴィクトリアマイルに出走を予定しているテンハッピーローズ(牝6、栗東・高柳大輔厩舎)について、追い切り後の高柳大輔調教師のコメントは以下の通り。
「この馬は1400mがベストかなと思っていたのですが、前走の阪神牝馬ステークスを見ていて、見せ場もありましたし、ジョッキーも1600mでも十分やれるということでしたので、今回、ヴィクトリアマイルに挑戦することにしました。前走では馬場の良くないインを回ったということもありました。ジョッキーもそこはわかっていたようでしたので、今回はいいところを走ってくれるのではないかと思っています。
東京コースは合っていると思います。直線が長い方が生きてくると思います。折り合いを欠いていた馬でしたが、(好走できる距離を)1400mから1600mにしたいということで、控える競馬を続けてきました。今回、1600mのヴィクトリアマイルという大舞台で、その答えを出したいと思っています。前走の様子だと、やっと1600mで使えるのかなという感じがします。
一週前追い切りは、時計的にもしっかり動いていますし、今までで一番いい状態だと思います。最終追い切りは、先週しっかりやっていますので、坂路で調整程度で済ませました。順調に来ています。
ようやく1600mでも使えるように精神状態も大きく成長していますので、結果に繋げてくれると思います。応援よろしくお願いします」
(取材:三浦拓実)