3月10日(日)に阪神競馬場で行われる第58回フィリーズレビュー(GII)に出走を予定しているカルチャーデイ(牝3、栗東・四位洋文厩舎)について、追い切り後の四位洋文調教師のコメントは以下の通り。
「前走の阪神ジュベナイルフィリーズは、状態は良かったのですが、スタートしてから他の馬との接触とかがあり、序盤で馬がエキサイトしてしまって、最後はさすがに止まってしまいました。道中であれだけエキサイトしてしまうと最後は持たないので、仕方ないとは思います。
前走後は一旦放牧に出しました。このレースを目標にしていましたので、当初予定していた日に帰厩して、そこからの調整もすこぶる順調に進めることができています。小さくて、カリカリしたりする牝馬なのですが、普段の様子からも、だいぶ成長しているように思います。
追い切りの動きは十分だと思います。ジョッキー(酒井学騎手)もすごくいい感触を持っています。きょうの追い切りも文句なしではないでしょうか。
距離に関しては大丈夫だと思います。阪神は最後に坂がありますが、桜花賞を目指す馬ですから、それは言っていられないです。何とか頑張って上ってもらわないとですね。
先々は、おそらく距離は短いところになるのではと思いますが、現時点ではいいスピードがありますし、非常に素直です。一生懸命頑張ってくれると思いますので、酒井学ジョッキーともども応援してやってください。よろしくお願いします」
(取材:三浦拓実)