「日本の連休中、米国株上昇・金利低下」
「ナスダック指数、3日間で4.7%増加」
「日経平均先物は38900円(2日終値比+710円)」
東京株式市場の休みの間、米国株は上昇しました。NYダウ、ナスダック指数とも上昇です。以下に時系列で示します。
NYダウ
2日38,225.66ドル(+322.37ドル)
3日38,675.68ドル(+450.02ドル)
6日38,852.27ドル(+176.59ドル)
ナスダック指数
2日15,840.958P(+235.477P)
3日16,156.328P(+315.370P)
6日16,349.245P(+192.917P)
株価とともに債券価格も上昇しました。10年債利回りは3日続けて低下しました。
米国10年債利回り
2日4.578%(-0.050%P)
3日4.512%(-0.066%P)
6日4.488%(-0.024%P)
労働省は3日、4月の雇用統計を発表しました。非農業雇用者増加数、失業率、平均時給に推移を以下に時系列で示します。
非農雇増加数 失業率
1月256000人 3.66%
2月236000人 3.85%
3月315000人3.82%
4月175000人3.86%
平均時給(ドル、前年同月比)
1月34.51(+4.35%)
2月34.56(+4.25%)
3月34.68(+4.11%)
4月34.75(+3.91%)
4月の非農業雇用者の増加数は17万5000人と前月に対して約45%減少しました。報道では「予想を下回った」と強調されていますが、3カ月平均では242000人、年間290万人ペースなので、高い雇用水準を維持しています。
平均時給の前年同月比の伸び率は4%を割りました。こちらは「賃金伸び率低下」の鮮明な傾向が読み取れます。賃金インフレの鎮静化が米国金利の低下につながりました。雇用統計の内容が債券価格上昇・金利低下要因になったと解釈されます。
5月7日朝6時の日経平均先物夜間取引の終値は38900円です。2日の通常取引終値に対して710円高です。
5月7日午前7時記