「12月消費者物価指数は+3.4%、コアは+3.9%」
「米国株は小動き」
1月11日の米国株は、日本時間12日午前5時20分現在、前の日の終値とあまり変わらない位置にあります。NVDAは1%上昇、AMDは0.4%下落、TSMCは0.5%上昇、半導体関連株は髙安まちまちです。
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労働省は11日、12月の消費者物価指数(CPI)を発表しました。上昇率は、総合で+3.4%、食品とエネルギーを除くコアで3.9%となりました。以下に示します。(カッコ内は、11月分です)
12月CPI
(前年同月比)
総合+3.4%(+3.1%)
コア+3.9%(+4.0%)
(前月比)
総合+0.3%(+0.1%)
コア+0.3%(+0.3%)
3.4%の上昇率は、市場予想の中心値である3.2%を上回ったとされています。米国10年債利回りは一時前日比で0.03%Pほど高い4.06%台に上昇しました。その後は4%割れとなりました。物価上昇率は予想を上回りましたが、金利への影響は限定的です。
米国時間12日にはJPモルガン、ウェルズファーゴ、シティグループ、バンクオブアメリカなど金融機関が10-12月期決算を発表します。金利低下の利ザヤへの影響、貸出先の経営への影響などが注視されます。デルタ航空、ユナイテッドヘルスも同日に決算を発表します。決算内容に関心が高まります。
1月12日午前5時30分記