14日（木）、稍重馬場の川崎競馬場で行われた2023ヤングジョッキーズシリーズファイナルラウンド川崎第1戦（1400m・出走11頭）は、4コーナーで先頭に並んだ断然人気のウルトラヨウコ（JRA・田口貫太騎手騎乗）が直線で後続を突き放して圧勝した。勝ちタイムは1分35秒0。5馬身差の2着が3番人気ベニノボルト（大井・菅原涼太騎手騎乗）、さらに2馬身差の3着に5番人気ナムラキャッツ（JRA・横山琉人騎手騎乗）が入った。

＜レース後関係者コメント＞
1着　ウルトラヨウコ（田口貫太騎手）
「馬が強かったの一言です。ゲートは少し遅れましたが、強気に出して行きました。3番手を取れた時点でスムーズに走ってくれました。前の馬が余力がありそうだったので、早目に捕まえに行く競馬をしました。最後まで、1頭になってもしっかり走ってくれました。（川崎の印象は）1コーナー、3コーナーが凄く小さいので膨れないように意識して乗りました。直線は外へ出す、というのは先生と話していました。乗りやすい競馬場でした」

2着　ベニノボルト（菅原涼太騎手）
「ためれば伸びる、という調教師からの指示があったので、その通りに乗ることが出来て良かったです。（自身の初戦2着で）このまま良い流れに乗って行きたいです」

3着　ナムラキャッツ（横山琉人騎手）
「スタートを決めて良い所で流れに乗れました。人気の（田口）貫太（騎手）の馬の後ろにつけられましたが、勝負所で置いて行かれてしまいました。でもこの馬なりに最後まで頑張ってくれました」

（取材：大関隼）