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7月30日(日)に新潟競馬場で行われるアイビスサマーダッシュ(GIII)に出走予定のファイアダンサー(牝5、美浦・鈴木慎太郎厩舎)について、追い切り後の鈴木慎太郎調教師のコメントは以下の通り。

「(前走は)厳しい枠に入ったと思っていましたが、ジョッキーが上手く乗ってくれたこともあり、最後の50mくらいしか追えませんでしたが、それでも良い脚を使ってくれて、やはりこの距離に適性があると感じさせてくれました。

前走の競馬を見て、やはり直線1000mが良いというのがあり、牧場でもアイビスサマーダッシュを目標に調整していて、(その後)トレセンに入厩しました。(出走枠に)入るかどうかというのはありましたが、抽選にもならずに入ってくれてよかったです。

(1週前追い切りの)動きは良かったですね。暑い時期なのですがへこたれることもなく、飼葉もしっかり食べて、中間もしっかり攻めることが出来て、それに対して馬もどんどん良くなってきています。

(今日の追い切りは)全体時計よりは最後の1ハロンをしっかり追うイメージでしたが、全体時計もしっかり出ていましたし、最後の1ハロンも馬場が悪い時間帯でしたが、しっかり走れているので、この馬の力を出せる状態になっている感じですね。

ここ3回の直線1000mで内枠を引いても良い競馬をして、この馬はこの舞台が合っている感じですので、(今回は)良い枠を引きたいです。開幕1週目なので、そこまで枠にもこだわってはいません。

元々、うち(の厩舎)に来た当初は飼い食いが悪くなることもあったのですが、今は戻ってきて、暑さに対しても調教に対しても疲れを見せていないですし、しっかりご飯も食べられているので、問題はないと思っています。

(強みは)真面目なところですね。牝馬で成績が安定しない馬もいますが、この馬は真面目でしっかり走れています。体質の弱さがウィークポイントでしたが、その辺りも改善されてきて、良くなってきていると思います。

(課題は)スタートダッシュがつかないというか、もう少しテンから速いスピードが出せれば良いのですが、逆にそれで溜めがきいているのもあります。もうひと回りスタートの速さや、最後の力強さが欲しいところはありますが、そのあたりも徐々に良くなってきています。

格上挑戦にはなりますが、前走は勝ったような競馬をしてくれたので、自信を持って向かいたいと思います。期待しております」

(取材:山本直)

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