12月17日（日）に阪神競馬場で行われる第75回朝日杯フューチュリティステークス（GI）に出走を予定しているエコロヴァルツ（牡2、栗東・牧浦充徳厩舎）について、追い切り後の牧浦充徳調教師のコメントは以下の通り。

（前走のコスモス賞は）道中は手応え良く、我慢し切れない感じで動いて、そのまま押し切るような感じでした。強い勝ち方で、今後が楽しみになるような内容でした。

（福島→札幌というローテーションについて）メンバーを見てのローテーションでしたが、この2戦の2着馬がその後も好走していることから、この馬の強さを改めて確認することができました。

（中間の調整過程は）成長を促すための期間にあてました。馬も一回り大きくなって戻ってきました。パワーアップも感じます。

（追い切りについて）一週前は長めでしっかりやりたかったので、Cウッドチップコースでやりました。しっかりやったので、（最終追い切りには）武豊騎手に跨ってもらい、馬の後ろで折り合いをつけながら、最後ゴーサインを出したら馬は反応してくれました。いい調教ができました。

（武豊騎手の評価は）コスモス賞を勝った時も、いい背中をして楽しみと言ってくれました。今回も万全の状態で臨めますと言ってくれたので、あとはお任せするだけです。

（牧浦調教師の評価は）まだまだ自分のやりたい競馬しかしていませんので、GIの相手でどこまでやれるかというところがありますが、ポテンシャル的にはいいものがありますので、この舞台でどこまでやれるか楽しみにしています。

（今回はワンターンのマイル戦になるが）武豊騎手も、前走が抑え切れない手応えと感じていたようですので、ホープフルステークスより力を出しやすいと考えここを使うことにしました。

（意気込みを）まだまだ荒削りな馬ですが、いいポテンシャルを持っています。いい結果を残せるよう頑張ります。

（取材：檜川彰人）