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4月28日(日)、佐賀競馬場(晴・稍重)で行われた佐賀の3歳三冠の初戦、第12回佐賀皐月賞(ダート1800m・出走12頭)は、単勝1.1倍と圧倒的な一番人気に支持されたウルトラノホシが二周目4コーナーの手前で外から一気に先頭に立ち、三冠初戦を制した。勝ちタイムは1分57秒5。向正面でインから追い上げた10番人気のデッドフレイが1馬身2分の1差の2着。さらに1馬身2分の1遅れた3着は後方から追い上げた3番人気トレベルオール、4着は2番人気トゥールリー、5着は4番人気の牝馬ケンタッキーグレイだった。

勝ったウルトラノホシは父ホッコータルマエ、母シータトウショウ(母の父ジェニュイン)の3歳牡馬。佐賀・真島元徳調教師の管理馬。鞍上は北海道の石川倭騎手。通算成績は8戦4勝、重賞は去年10月のカペラ賞以来3勝目。

レース後のコメント

1着 ウルトラノホシ(石川倭騎手)
「普通にレースを運べば負けることはないだろうと思っていましたので、勝ててホッとしています。パドックで跨った時、気合乗りは十分で、馬は走る気持ちになっていましたので、レース間隔が空いていたものの気になることはなく、折り合いに専念しようと思ってレースに臨みました。折り合いだけを念頭に置いて走っていましたので、外枠でもありましたし、ゆっくり位置を取ればいいと思っていました。やはり素晴らしい馬だなと思いますし、三冠を目指して頑張りたいと思います」

2着 デッドフレイ(石川慎将騎手)
「期待通りの走りはできましたが、あの競馬をして勝てなかったということは、勝った馬が一枚上だったということだと思います。まだこれから馬体も成長してくると思います。栄城賞に向けて、もう一段階上がっていければと思います」

3着 トレベルオール(吉原寛人騎手)
「ゲート裏で入れ込んでいましたが、後ろから、最後までいい脚は使ってくれました。栄城賞に向けて走りも楽しみになりましたし、逆転を目指して成長していってくれればと思います」

4着 トゥールリー(矢野貴之騎手)
「初めて乗りましたが、乗りやすかったです。いい位置で競馬ができましたが、後ろを待ったぶん、でしょうか。向正面でもっと積極的に動けばよかったです。次に乗せてもらえることがあれば、また違った走りができると思います」

5着 ケンタッキーグレイ(澤田龍哉騎手)
「初めて乗りましたが、乗りやすく、根性もある馬です。出たなりで、相手の動きを見ながら、リズム良く行けました。もっと前が競り合う流れになってほしかったですが、思ったよりペースが流れませんでした。牡馬相手に頑張ってくれたと思います」

(取材協力:うまかつ.net)

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