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京都11Rの第169回天皇賞(春)(4歳以上GI・芝3200m)は1番人気テーオーロイヤル(菱田裕二騎手)が勝利した。勝ちタイムは3分14秒2(良)。2馬身差の2着に5番人気ブローザホーン、さらに半馬身差の3着に6番人気ディープボンドが入った。

テーオーロイヤルは栗東・岡田稲男厩舎の6歳牡馬で、父リオンディーズ、母メイショウオウヒ(母の父マンハッタンカフェ)。通算成績は18戦8勝。

レース後のコメント
1着 テーオーロイヤル(菱田裕二騎手)
「本当に、今まで生きてきた中で一番嬉しいです。最後は意外と冷静で、4コーナー回ってくる時は、20年前に天皇賞を見に来ていた自分に『見ておいてくれ』という気持ちで追っていました。皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。具合が良かったからか、いつもより前進気勢はあったのですが、その中でもしっかりリズム良く走ってくれました。最後の直線は、後ろはわからなかったので、一生懸命追っていました。長いブランクがあって、競走馬としてしんどかったとは思いますが、そこを経て成長してきてくれました。自分の常識ではわからないというか、すごい馬だと思います」

2着 ブローザホーン(菅原明良騎手)
「今日はとても折り合い良く運べました。ただ少し位置取りが思っていたより2列ぐらい後ろになってしまいました。もう少し位置を取りたかったです。でも後ろでリラックスできた分切れましたし、勝ち馬以外は交わしてくれています。強い競馬をしてくれました」

3着 ディープボンド(幸英明騎手)
「この馬は京都コースが大好きみたいで、良く走ってくれます。勝ち馬は能力が高いと思いますが、この馬もまだまだやれると思います」

4着 スマートファントム(岩田望来騎手)
「良い感じでリズム良く運べました。内が開いた時の直線の伸びも良かったです。課題のゲートはありますが、リズム良く、折り合って競馬が出来れば今日のような競馬が出来ると思います。初めてのオープンで、差のない4着だったので、逆転出来るチャンスもあると思います」

5着 ワープスピード(三浦皇成騎手)
「年々いいステイヤーになってゲートの中も落ち着きが出ています。その分ゲートを出てからのリアクションが遅く位置を取れませんでした。前回馬群を割る競馬をしていましたので自信を持って切り替えて内からいきました。しっかり下りから動きだして、良く頑張ってくれました。理想としてはもう少し前でスタミナを活かしたかったです」

7着 タスティエーラ(J.モレイラ騎手)
「中団の位置をロス無く、リズム良くレースが出来ました。良い展開でしたが、最後は思ったほど伸びなかったです」

8着 メイショウブレゲ(酒井学騎手)
「この馬の競馬はできました。脚をためて最後は(差を)詰めにいってくれるようなところがありました。このメンバーの中で良く頑張ってくれました」

12着 サリエラ(武豊騎手)
「1周目のスタンド前で、力んで走っていました。まだ、1周半の競馬に慣れていない感じです」

15着 ドゥレッツァ(戸崎圭太騎手)
「人気に応えられず申し訳なかったです。道中は少し真面目なところが出ていましたが許容範囲でいいリズムでいけたのかなと思っていました。3コーナー手前ぐらいから内にささりだして肩ムチで反応を促しましたが、反応できず、それから馬群に飲まれる形になりました。直線は苦しくなりました」

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