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東京11Rの第31回青葉賞(3歳GII・芝2400m)は2番人気シュガークン(武豊騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分24秒2(良)。アタマ差の2着に7番人気ショウナンラプンタ、さらに3/4馬身差の3着に4番人気デュアルウィルダーが入った。

シュガークンは栗東・清水久詞厩舎の3歳牡馬で、父ドゥラメンテ、母シュガーハート(母の父サクラバクシンオー)。通算成績は4戦3勝。

レース後のコメント
1着 シュガークン(武豊騎手)
「勝って日本ダービーの権利を取れたので楽しみですね。お兄さん(キタサンブラック)は偉大ですが、この馬も今年2月にデビューして数ヶ月しか経っていないなかでこれだけのパフォーマンスができましたし、一戦ごとに成長しているのを感じます。今までもいろいろなレースをしてきたので、今日もある程度先行して、しっかりと折り合いもつきましたし、追い出しての反応もよかったです。レース自体が一戦ごとに上手になっています。これだけの馬なので、デビューの時からダービーに出したいと言っていて、なんとか間に合いましたね」

1着 シュガークン(清水久詞調教師)
「行く馬も結構いたのですが、控えての競馬もできる馬なので特に心配はしていませんでした。前回は逃け切って、今回はこういう競馬が出来たということは、収穫というか、良い経験になったと思います。輸送も問題ありませんし、権利を取れたので、とにかく無事に悔いのないように仕上げたいです。(兄のキタサンブラックとは)あまり手のかからない、お利口さんなところなど、似ているところが多々あります。今後もそうであってほしいですね。体力はかなりなものを持っていると思います。まだ経験も浅く、デビューして間もないなかで、これだけ結果を残せているので、さらに来年、再来年と楽しみがあると思います」

2着 ショウナンラプンタ(鮫島克駿騎手)
「あそこまで行ったら勝ちたかったです。課題が何もないわけではなく、左に張ったり、前進気勢が強かったりしていて、自分で制御ができないなか、続けて乗せていただいて、厩舎や牧場サイドと連携して、普段の調教からコンタクトを取って修正してきました。半信半疑でしたが、本当に良い走りをしてくれました。勝ちたかったですが、最低限、ダービーへの権利を、と思っていたので、(権利を取れたことは)良かったです」

3着 デュアルウィルダー(J.モレイラ騎手)
「まだ3歳馬、今日が3戦目で若さを見せていました。スタンド前発走でファンに近く、ゲートでもテンションが高かったです。悪さをしないのですが、若さがありました。1600mから良いリズムでした。レース中の集中の面で若さがあります。終いはすごく良い脚を使いました。この経験が次につながればと思います」

4着 サトノシュトラーセ(M.デムーロ騎手)
「直線で内から外に出てこられて、不利を受けたのが痛かったです。とてももったいなかったです。すごく良い馬です」

5着 ウインマクシマム(松岡正海騎手)
「いいところにハマり、強みを活かせる展開になりましたが、甘くなかったです。課題の折り合い面は良くなっていました」

8着 ヘデントール(T.オシェア騎手)
「まだ馬が緩いです。ゲートはゆっくり出て、リズムを重視して行きたかったです。スピードのある馬に有利な馬場なだけに、終いは良い脚を使ってくれたものの、位置が悪かったです。良い馬です。能力はありますし、未来の明るい馬だと思います。成長を待てば、良い馬になると思います」

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