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福島11Rの第21回福島牝馬ステークス(4歳以上GIII・牝馬・芝1800m)は1番人気コスタボニータ(岩田望来騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分46秒9(良)。クビ差の2着に8番人気フィールシンパシー、さらに1馬身差の3着に5番人気ウインピクシスが入った。

コスタボニータは栗東・杉山佳明厩舎の5歳牝馬で、父イスラボニータ、母レディイン(母の父Kendor)。通算成績は17戦5勝。

レース後のコメント

1着 コスタボニータ(岩田望来騎手)
「1週前追い切りに乗った時から返し馬まで、良い雰囲気でレースを迎えられました。金曜日に枠が出た時点で良い勝負ができると思いましたし、今日の馬場傾向から内が有利だと思いました。4コーナーから直線にかけてスムーズではありませんでしたが、最後まで良い脚を使ってくれました。外に出してからは2着かなと思いましたが、残り1ハロンで頑張ってくれて、馬には感謝したいです。レースセンスがとても良いですし、一瞬の脚は素晴らしいものがあります」

2着 フィールシンパシー(横山琉人騎手)
「スタートを上手く切って、流れやリズムも理想的でした。4コーナーで勝ち馬が内側で手応えが良いのを見てフタをしに行きましたが、勝った馬がまた伸びました。この馬もスムーズに競馬ができましたが、勝った馬が強かったです」

3着 ウインピクシス(松岡正海騎手)
「状態が良かったですし、マイペースで行けました。最後も渋太く頑張ってくれました。この形でまた重賞に挑戦したいですね」

4着 ピンクジン(黛弘人騎手)
「格上挑戦でした。道中は内目で我慢していました。途中で競馬が動いたのが良い形になりました。アクシデントはありましたが、運良く巻き込まれずに一生懸命走り切っています」

5着 エリカヴィータ(富田暁騎手)
「勝ち馬のポジションを取りたかったのですが、スタートのタイミングが合わなかったです。それでも勝ち馬の後ろは取れましたし、良いリズムで行けました。落馬があってペースが上がった時もじっとできました。最後は伸びてきていますが、スタートが全てでした」

7着 エリオトローピオ(石橋脩騎手)
「初めて乗ったのですが、返し馬の雰囲気は良かったです。コースが合いますし、暖かくなって調子が上がっているのだと思います。脚を溜めて内を回ろうと思っていましたが、その通り走れました。直線に入ってからは5着はあるなという脚を使ってくれました。しかし、道中は無理なく、あれだけ脚を溜めても最後は止まってしまいました」

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