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佐賀競馬場(曇、良馬場)で行われた2歳牝馬限定の地方全国交流重賞、第2回フォーマルハウト賞(1400m、12頭)は、大井から参戦した2番人気のファーマティアーズ(和田譲治騎手)が、後方追走から徐々にポジションを押し上げ、先に抜け出した断然人気のイケノツバメチャンをゴール前で一気に交わし去って先頭、佐賀の地で重賞初制覇を飾った。勝ち時計は1分29秒8、1馬身半差の2着がイケノツバメチャン、さらに1馬身半差の3着に高知から参戦した3番人気のウオタカが続いた。逃げた4番人気のビーアライブは6着、5番人気の兵庫から参戦したエイラクは11着に終わった。

勝ったファーマティアーズは父ルーラーシップ、母セラフィーヌ(その父ネオユニヴァース)の牝2歳鹿毛馬、大井・須田和伸厩舎の管理馬。通算成績は5戦2勝、重賞初制覇。

<レース後のコメント>
1着 ファーマティアーズ(和田譲治騎手)
「大井から遠征して来て、佐賀で勝ててホッとしています。遠征しても馬は堂々としていて落ち着いていたのでこれなら大丈夫と思いましたが、ゲートでバタバタして出遅れてしまったので後ろからになりました。ですが馬は根性があって終いはしっかり、ちゃんと1着でゴールしてくれました。ゲートは出遅れてしまいましたが、競馬内容としては悪くなかったと思います。折り合いは全然問題なく、あとは前を見ながら、この馬の終いに賭ける競馬をしました。勝利を確信したのは直線半ばですが、向正面から徐々に自分から動いて行けたので、これならいい勝負できるなと思い、直線ちゃんと交わしてくれました。距離は延びても大丈夫です。調教をつけているのですが、真面目で性格も良く騎手に従順で、ゴーサインを出すとしっかり走ってくれるので、そこは素晴らしいですね。今のところ課題はゲートくらいで、他は問題ありません」

2着 イケノツバメチャン(飛田愛斗騎手)
「スタートからペースも速かったですし、仕掛けが少し早かったです。少しソラを使ったこともあり、残念ですが、力はつけてきていると思います。今後の成長に期待します」

3着 ウオタカ(井上瑛太騎手)
「輸送も問題なく、初めてのコースでも落ち着いていました。前が速くて追走一杯な感じでしたが、最後は良く伸びてくれました」

4着 ウェンティ(村松翔太騎手)
「ペースが速く前が止まる流れで、展開は向いてくれました。最後までしっかり伸びてくれましたし、頑張ってくれたと思います」

5着 ビエントマルコ(石川慎将騎手)
「内でためる形で流れに乗れました。外に出しての伸びも良かったので、もう少し早めに出して行ったらという感じもありました。まだ体が幼い感じがありましたから、今後の成長に期待したいですね」

6着 ビーアライブ(山口勲騎手)
「返し馬の感じも良かったですし、具合は良かったと思います。スタートは良い馬なので逃げたのは予定通りでしたが、ペースが速かったですね。交わされてから厳しくなりましたが、頑張ってくれたと思います」

(取材協力:うまかつ.net)

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