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東京9Rの第25回東京ハイジャンプ(障害3歳以上J・GII、芝3110m)は8番人気マイネルグロン(石神深一騎手)が勝利した。勝ちタイムは3分32秒0(重)。2馬身半差の2着に4番人気ホッコーメヴィウス、さらに7馬身差の3着に5番人気ニューツーリズムが入った。

マイネルグロンは美浦・青木孝文厩舎の5歳牡馬で、父ゴールドシップ、母マイネヌーヴェル(母の父ブライアンズタイム)。通算成績は20戦4勝。

レース後のコメント
1着 マイネルグロン(石神深一騎手)
「スタートは速くないイメージを持っていましたが、五分に出てくれました。枠も真ん中ぐらいだったので、内と外を見ながらスタートを切れました。ハミの掛かりが良かったですが、逃げ馬の後ろを取れてからは落ち着いてくれました。普通に跳べば勝ち負けになるかなと思いました。大きな失敗もなく跳ぶことができました。馬の出来は7割あったかどうかという中で勝ってくれて、脚元が無事なら今後も面白いと思います。まだ若いですし、良い馬に乗せていただいてありがたいです」

2着 ホッコーメヴィウス(平沢健治騎手)
「馬場が渋っている分、前走の方がトビもまとまってスタミナのロスも無かったと思います。勝ち馬は強かったですが、この馬も頑張っていますし、自分のレースができれば、高いレベルで安定して走れます」

3着 ニューツーリズム(小野寺祐太騎手)
「初めての東京で、駐立が悪くて出遅れました。その後は気合いをつけつつ出していって良い位置に付けられました。道中は集中力を切らさないように乗りました。勝ちにいく競馬をして最後は厳しくなりましたが、よく喰らい付いてくれました。ここまでやれたのは収穫です」

4着 ジューンベロシティ(西谷誠騎手)
「スタートが決まって良い位置につけられましたが、向正面で勝ち馬に前に入られてから、周りを囲まれる形になりました。出したい時に出せなくて、ペースが遅い分、次々にかわされて後手後手になってしまいました。直線では突き抜けるくらいの勢いでしたが、あの位置からでは仕方がありません」

5着 フロールシュタット(草野太郎騎手)
「力試しのつもりで臨みましたが、思った以上に頑張ってくれました。飛越のミスも無く、一戦一戦良くなっています」

6着 イロゴトシ(黒岩悠騎手)
「休み明けで、ゲートを出てから進みが良くありませんでした。そんな中でもリカバリーして最後はジリジリ脚を使っています。
飛越がスピードタイプではないので、東京よりも中山の方が向いていると思いますし、仕上がりもも1本欲しい感じでした。これを使って同斤量ならやれると思います」

11着 ニシノデイジー(五十嵐雄祐騎手)
「62キロなのか馬場なのかペースなのか、進みっぷりが良くありませんでした。東京ではいつもなら引っかかって行く馬が逆に折り合っていました。後半に自分から動いていきましたが、溜めがきいていない分、おつりがありませんでした。色々な要因があるかと思いますが、立て直して、年末にはしっかりと仕上げたいと思います」

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