10月15日（日）に京都競馬場で行われる第28回秋華賞（GI）に出走予定のヒップホップソウル（牝3、美浦・木村哲也厩舎）について、追い切り後の共同会見での木村哲也調教師のコメントは以下の通り。

「（前走紫苑ステークスは）着順だけが残念でしたが、非常に良い立ち回りをして頑張ってくれたと思います。（前半1000m58秒台の中でも）さらに伸びてくれたので、立派だったなと思います。

レース後も厩舎に置かせてもらって管理しています。（今日の追い切りは）いつも良いですが、今日も良かったです。（この馬の良さは）いつも元気ですね。走りに対していつもポジティブで、調教師要らずと言うか、そう思っています。

（初の輸送競馬に関しては）やってみないとわからないと言うと責任が無い感じになってしまうのですが、それも踏まえてどう準備をしていくかは考えないといけないと思っていて、先週から段取りを組んでいるところです。わりと普段からどっしりしている性格で、強い女性と言うか、頼もしいところがあるので、そんなにナーバスにならなくても良いのではないかな、という期待感は持ちつつ管理しています。

どの馬でもそうですが、毎日、目の前の馬が、少しでも体調が良くなるように、そこに向けて集中して取り組んでいます。いつも頑張ってくれて良い所を見せてくれている馬なので、何とか少しでも良い状態にして、タイトルを獲れるように最善を尽くしていきたいと思います。ファンの皆様に、日曜日、いろいろな状況の中でも応援して頂いて、ヒップホップソウルにご声援を頂けたらなと思っています」

（取材：大関隼）