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大井競馬場(曇、不良)で5日、第20回レディスプレリュード(JpnII、ダート1800m)が行われ、道中は後方追走だった6番人気のアーテルアストレア(JRA)が、先に抜け出した1番人気のグランブリッジ(JRA)をゴール前で差し切って優勝した。勝ちタイムは1分51秒6、武豊騎手の騎乗だった。クビ差の2着にグランブリッジ、1/2馬身差の3着に5番人気のライオットガール(JRA)が入った。4着の4番人気テリオスベル(JRA)まで上位を中央馬が独占。5着の2番人気スピーディキック(浦和)が地方馬最先着だった。

アーテルアストレアは父リーチザクラウン、母スターズインヘヴン(母父ワークフォース)の4歳牝馬。JRA栗東・橋口慎介厩舎の管理馬。通算成績は15戦6勝。7月の名鉄杯(リステッド)に続く連勝で、重賞初制覇を飾った。アーテルアストレアには11月3日のJBCレディスクラシックの優先出走権が与えられた。

レース後のコメント

1着 アーテルアストレア(武豊騎手)
「(騎乗予定だった主戦の)菱田騎手から細かく馬の癖や特徴を教えてもらっていたので、本当にその通りというか、いいアドバイスをもらったと思います。1・2コーナー、3・4コーナーとスピードが落ちるところはありましたが、ここ(大井)は直線が長いので、(右回りでも)大丈夫だと思って乗っていました。あまり他の馬のことは気にせず、前半はじっくり行こうかなと思い、最後の直線で賭けようというレースを心掛けました。最後までずっと伸びてくれましたし、初めて乗せてもらいましたが、いい馬です。(優先出走権を獲得したJBCレディスクラシックは)同じコース、距離なので楽しみですね。今日は応援していただき、ありがとうございました。代打だったのですが、何とかいい仕事ができたかなと思います」

2着 グランブリッジ(川田将雅騎手)
「前回よりも具合が良く、良い走りができました」

3着 ライオットガール(岩田望来騎手)
「良い形で運べましたが、結果的に少し早く動く形になってしまいました。馬は良く走っていました」

4着 テリオスベル(江田照男騎手)
「頑張ったでしょう」

5着 スピーディキック(御神本訓史騎手)
「前半は出して行った分、弾け方が甘くなってしまいました。ポジションを取ると、終いの切れが甘くなるので難しいところがあります」

6着 ヴァレーデラルナ(横山武史騎手)
「斤量がきつかったです。馬は良くなっていました」

(取材:米田元気)

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