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10月1日(日)、佐賀競馬場(晴・良)で行われた2歳馬の重賞、第1回ネクストスター佐賀(ダート1400m、出走12頭)は、道中4番手を進んだ3番人気のウルトラノホシが3コーナー過ぎから前との差を詰め、直線で一旦は先頭に立ったムーンオブザサマーを差し切り、初重賞制覇を果たした。勝ちタイムは1分30秒0。1馬身4分の1差の2着が1番人気のムーンオブザサマー、4分の3馬身差の3着が九州ジュニアチャンピオンの勝ち馬トゥールリー。グッドタイミングが4着、カシノルーカスが5着だった。

勝ったウルトラノホシは父ホッコータルマエ、母シータトウショウ(母の父ジェニュイン)の2歳牡馬。6月の新馬戦(スーパーホープフルデビュー)を逃げ切って勝ち、前走の九州ジュニアチャンピオンは4着だった。通算成績3戦2勝。鞍上はホッカイドウ競馬の石川倭騎手。佐賀・真島元徳調教師の管理馬。

1着ウルトラノホシ(石川倭騎手)
勝ててホッとしています。(今回が初騎乗でしたが)とても背中の良い馬で、乗った感覚はとても良かったです。砂のかぶらない位置で競馬をしたかったのですが、4番手になりそうだったので、内に入れてロス無く進めました。スタートのタイミングも良かったですし、危なげなくレースは運べました。砂を嫌がっていたので、スッとは動けなかったのですが、終始余力のある走りでした。前は捉えられそうだったので、後ろが来ないことを祈りながら走っていました。非常に能力のある馬だと思いますし、本当に先々が楽しみです。

2着ムーンオブザサマー(川島拓騎手)
きょうはハナを奪われましたが、逃げにこだわらず、折り合い重視で乗りました。ペースが速かったのはあまり気になりませんでしたが、距離の壁を感じました。

3着トゥールリー(下原理騎手)
位置取り良く行けました。きょうは砂がきれいだったので、砂をかぶっても問題無かったです。溜めて追走できましたが、4コーナーで外からかぶせられて苦しくなりました。距離的にも延びた方が良さそうな感じです。

4着グッドタイミング(山口勲騎手)
きょうはスタートが切れず、展開が苦しくなってしまいました。馬群で揉まれて折り合いも欠きました。最後はしっかりと伸びてきたので、外を回ってスムーズならまだやれていたと思います。

5着カシノルーカス(飛田愛斗騎手)
相手も上がってペースも速めでしたが、全然ついていけました。馬のリズムを崩さないように、折り合い重視で乗りました。ウルトラノホシをマークしながら追走できましたが、直線は力の差だったと思います。

(取材協力:うまかつ.net)

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