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札幌11Rの第71回クイーンステークス(3歳以上GIII・牝馬・芝1800m)は1番人気ドゥーラ(斎藤新騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分46秒7(良)。1馬身差の2着に9番人気ウインピクシス、さらにハナ差の3着に3番人気コスタボニータが入った。

ドゥーラは栗東・高橋康之厩舎の3歳牝馬で、父ドゥラメンテ、母イシス(母の父キングヘイロー)。通算成績は8戦3勝。

レース後のコメント
1着 ドゥーラ(斎藤新騎手)
「2週前から追い切りに跨らせていただきました。牧場でもしっかりとやってくれていて、もう馬が仕上がっている状態だったので、あとは終いの反応や、私との感触の確かめ合いだけでした。調整自体はすごく上手くいったと思います。正直、すごく自信を持って乗っていました。斤量も軽いですし、ロスなく、この馬のリズムだけを重視したレース運びを徹底しました。
オークスに乗せていただいて、長く良い脚を使う馬だなというのは分かっていました。イメージ通りのところから仕掛けられましたし、それに馬が最後までしっかりと応えてくれました。オークス3着からクイーンステークスの勝ちで、この世代でも力があることを証明できたと思います。これから秋に向けて恥ずかしくないような競馬をドゥーラと一緒にできたらなと思います」

(高橋康之調教師)
「ホッとしました。スタートは五分に出て、1コーナーであの位置を取れた時は第1関門突破だと思いました。揉まれない競馬をしてほしいと思っていましたが、騎手も外を回り、これで負けたら仕方がないというレースでした。心身ともに成長し、まだ伸びしろ、課題もありますが、走るフォームが良くなり流れに乗りやすくなったと思います。今後はオーナーと相談することになりますが、1カ月くらい様子を見て決めたいと思います」

2着 ウインピクシス(上原博之調教師)
「惜しかったです。内枠となり、小回りのコースは良いと思っていました。前半は速い感じでしたが、それで2,3番手の位置から競馬をして、逃げなくても良い競馬ができました。復活してくれました。この馬の競馬ができれば、これくらいは走ります」

4着 ルビーカサブランカ(C.ルメール騎手)
「4コーナーでは勝ち馬の後ろにいて、直線よく頑張りました。精一杯で、仕方がないと思います。2000mの方が良いように思います」

7着 ミスニューヨーク(M.デムーロ騎手)
「頑張りましたが、外枠でしたから......。向正面で追い出すと良い脚で上がっていきましたが、やはり外々を回ることになり、かわいそうな競馬でした」

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