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7月23日(日)に中京競馬場で行われる第71回中京記念(GIII)に出走を予定しているダノンスコーピオン(牡4、栗東・安田隆行厩舎)について、追い切り後の安田景一朗調教助手のコメントは以下の通り。

(春2戦は)思ったような結果が出ず、ショックでした。以前から右トモの緩さが目立っていました。特にマイルCSあたりからそれが目立ち始めて、安田記念以降はそのケアと強化に努めて
きました。その結果、踏み込みに重みが出て、いい意味で力強さが出てきました。

(1週前追い切りは)息はできていますので、右(トモ)の張りや最後の弾け具合を確認しました。まだ多少重さはありました。それは暑い中の輸送を考慮しての仕上げもあります。

(最終追い切りは)上がり重点でしたが、1週前追い切りと比較しても素軽い動きでした。

(ハンデ戦、59キロについては)確かに厳しいですが、それより、ダノンスコーピオンにとって、右トモがいかに回復して全能力を発揮できるかがポイントになります。能力をしっかり発揮できればこの斤量は問題ありません。

(暑さ対応は)飼葉もしっかり食べて、水分も取っているので、問題ありません。

(以前との変化は)落ち着きが出てきました。やんちゃな面も解消されて、大人しい馬になってきました。

去年GIを勝った時は古馬になっての活躍を期待しましたが、何とか復活させてあげたいと思っていますので、応援よろしくお願いします。

(取材:檜川彰人)

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