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9日(日)に佐賀競馬場(雨、不良)で行われた第6回佐賀王冠賞(2000m、9頭)は、3番人気のタガノファジョーロ(田中純騎手)が最後の直線で馬群の大外、馬場の真ん中からゴール前で抜け出して重賞初制覇を飾った、勝ち時計は2分12秒9。1馬身半差の2着は最内から伸びた1番人気ヒストリーメイカー、早めに先頭に立った4番人気ドゥラリュールがクビ差遅れての3着。2番人気シャンパンクーペがさらに半馬身差の4着だった。

タガノファジョーロは父バゴ、母ラヴソレイユ(その父フジキセキ)の牡7歳鹿毛馬、佐賀・九日俊光厩舎の管理馬。通算成績40戦7勝、4度目の重賞挑戦で嬉しい重賞初制覇を飾った。また佐賀競馬へ移籍後、全てのレースでこの馬とコンビを組む田中純騎手は、昨年に続きこのレース連覇を飾った。

レース後のコメント

1着タガノファジョーロ(田中純騎手)
「(自身のこのレース連覇について)去年はハナ差の接戦を勝たせてもらい、今年もいい競馬ができ、勝つことができて良かったです。考えていたレースはできたと思いますし、本当に馬が一生懸命走ってくれて、ここにきて一番良い競馬ができた事が勝因かなと思います。直線は手応えも良かったのですが、内の馬とは並べたくなかったので思い切って外に行き、馬もそれに応えて伸びてくれて良かったです。この馬にはずっと調教から関わらせてもらって、重賞でも2着、3着と惜しいレースが続いていました。この雨で調整も大変でしたが、馬が本当に頑張ってくれて良かったです」

2着ヒストリーメイカー(石川慎将騎手)
「調子自体は良かったと思いますが、追い出してからの反応が鈍かったです。前走の園田での方が手応えも良かったので、馬場の状況もあったのかもしれません」

3着ドゥラリュール(飛田愛斗騎手)
「スタートも良かったですし、不良馬場でもありましたから前々で競馬をしました。向正面では伸びてくれましたが直線はバテました。距離的には得意の距離でしたし、見せ場も作れましたから、頑張ってくれたと思います」

4着シャンパンクーペ(山田義貴騎手)
「前走に比べると相手も揃っていましたから少し苦戦しました。位置取りは良かったですし仕掛けどころの手応えもありましたが、直線はもう一つ伸びてくれませんでした」

5着スピネル(金山昇馬騎手)
「1週目の3、4コーナーで外を回りすぎました。もう少し内につけられたら結果も違ったと思います。堅実に脚を使ってくれますから位置取り次第ではもっとやれたと思いますが残念です」

(取材協力:うまかつ.net)

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