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12月10日(日)に阪神競馬場で行われる第75回阪神ジュベナイルフィリーズ(GI)に登録しているコスモディナー(牝2、美浦・伊藤伸一厩舎)について、追い切り後の伊藤伸一調教師のコメントは以下の通り。

(前走のクローバー賞1着を振り返って)
「2戦目で勝てるかなと思っていましたが、2着になってしまいました。しかし、何とか馬の体調も問題なかったですし、輸送もないのでメンバー的にも行けるなら行こうということで、上手く勝ってくれて良かったです」

(前走後の調整について)
「2つ勝って、とりあえず(GIに)出られるなというところで、1回放牧に出しました。オーナーサイドももう(GI)一本で行きましょうという気持ちでしたし、もう一つ使ってしまうとまた輸送とかがあるので、ここ一本で行くことにしました。(厩舎に)帰ってきて、輸送減りはしましたが、馬が夏の時とは数段しっかりして、全体のバランスも良くなっていますし、ジョッキーが乗って『全然言うことはない、成長している』と言ってくれました。馬体重だけは減っているのですが、腹が巻き上がっているようなこともありませんし、良い状態で出せると思います」

(調教過程を振り返って)
「牧場でも結構やってもらっているので、こちらでは確認するような感じでした。2週続けてジョッキーが乗って感触も確かめて、先週の時点で体も息も仕上がっているのは確認できていました。今日はサラッとやりました。大丈夫です」

(関西への輸送について)
「今回、帰ってくるのに少し体が減っていたので、その辺はどうかな、というのはありますが、今更細かいことを気にしても仕方がないですからね」

(今回のレースに向けて)
「この馬はマイルが合うと思うので、距離はちょうど良いと思います。
勝ってきているので、皆さん強いのでしょうが、決して引けを取らないというか、まだ勝負はこれからなので楽しみにしています。
(レースは)ジョッキーに任せています。しかし、新馬やその後のレースを見ても、好位で競馬ができると思うので楽しみです。
2歳なのでこれからですけど、良い競馬をして次につなげていければ良いかなと思うので、応援よろしくお願いいたします」

(取材:米田元気)

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