10月9日（祝・月）、稍重の盛岡競馬場で行われたダートグレード競走の第36回マイルチャンピオンシップ南部杯（JpnI・ダート1600m・出走14頭）は、1番人気に支持されたレモンポップ（JRA）がハナを奪うと、直線では後続を突き放す独走で、2着のイグナイターに2秒0の大差をつけて勝った。勝ちタイムは1分33秒8。
道中2番手を進んだ4番人気イグナイター（兵庫）が粘って2着、さらに1/2馬身差で7番人気レディバグ（JRA）が3着。4着にタガノビューティー（JRA）が入り、連覇を狙ったカフェファラオ（JRA）は5着だった。
勝ったレモンポップは父Lemon Drop Kid、母Unreachable（その父Giant's Causeway）という血統の5歳牡馬。通算成績は12戦9勝（うち地方1戦1勝）、今年のフェブラリーステークス以来2度目のGI級タイトル獲得となった。騎乗した坂井瑠星騎手、管理する田中博康調教師（美浦）とも南部杯は初制覇。
