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5月19日(日)、佐賀競馬場(晴・良)で行われた第7回佐賀スプリングカップ(ダート1800m、出走11頭)は、今回が初めての重賞出走だった5番人気テイエムフェローが、スタート後の逃げ争いを制して先頭に立つとそのまま逃げ切り、初重賞制覇を果たした。鞍上は佐賀の金山昇馬騎手。勝ちタイムは1分57秒4。中団から追い上げた3番人気アエノブライアンが1馬身2分の1差の2着、さらに後方にいた9番人気サトノスライヴが2馬身2分の1差の3着、4着は6番人気タガノファジョーロ、5着は7番人気スリーエクスプレスだった。なお、1番人気に推されたサトノディードは2周目の3コーナーで競走を中止した。

勝ったテイエムフェローは父マジェスティックウォリアー、母トシキャンディ(母の父バブルガムフェロー)の5歳牡馬。佐賀・平山宏秀調教師の管理馬。JRAの2勝クラスから佐賀へ転入、ことし2月から佐賀で走り、転入6戦目での重賞制覇となった。JRAと地方を合わせた通算成績は24戦6勝(うち地方6戦4勝)。

1着 テイエムフェロー(金山昇馬騎手)
「騎乗依頼を受けた時は、チャンスが回ってきたと思いました。レース前、馬は落ち着いていて、初めての騎乗でしたが、雰囲気はいい感じなのかなと思っていました。
中途半端な競馬はせずに、前へ行くか、前が速いならその後ろでと考えていましたので、プラン通りでした。ずっと手応えが良く、これはやれるのではないかと思っていました。最後の4コーナーでは勝利を確信しました。短い距離でも長い距離でもどちらでも行ける馬だと思いますし、まだまだ活躍できると思います。
(自身の騎乗成績が良いことについて)気負い過ぎず、楽しく真剣に、あと安全にというのを心掛けて騎乗しています。これからも頑張るので、ぜひ応援よろしくお願いします」

2着 アエノブライアン(下原理騎手)
「いい走りは出来たと思いますし、重賞でも通用する力はあると思います。1コーナーで前の馬が膨らみましたが影響はありませんでしたし、勝負どころでもインをロス無く行けて、手応えも十分でした。前が速かったですが、あれで止まらないのですから、勝った馬が強かったです」

3着 サトノスライヴ(竹吉徹騎手)
「調教師から折り合い重視で行ってほしいという指示があり、そこを重視して乗りました。いい脚で伸びてくれましたし、頑張ってくれたと思います」

4着 タガノファジョーロ(田中直人騎手)
「道中はいい感じでしたし、展開も良かったのですが、思ったより進みませんでした。もう少し距離は長い方が良さそうです。最後まで頑張ってくれたと思います」

5着 スリーエクスプレス(川島拓騎手)
「ゲートが遅いと聞いていたので、予想通りの位置取りではありました。展開も向いて、それなりには伸びてくれましたが、あの位置からでは、というところです」

(取材協力:うまかつ.net)

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