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4日、大井競馬場(雨・不良)で行われたダートグレード競走、第57回東京盃(JpnII)は、1番人気に推されたJRAのドンフランキーが途中から先手を奪い、押し切っての勝利。今年7月のプロキオンステークス以来の重賞制覇で、重賞2勝目とした。勝ちタイムはコースレコードの1分10秒0。勝利騎手は池添謙一(JRA)。

2着に2番人気リュウノユキナ(JRA)が追い上げた。3着には6番人気ジャスティン(大井)が入り、地方馬最先着となった。

ドンフランキーは父ダイワメジャー、母ウィーミスフランキー(母の父Sunriver)の4歳牡馬。JRA栗東・斉藤崇史厩舎の管理馬。通算14戦7勝。ドンフランキーには11月3日に行われるJBCスプリントの優先出走権が与えられた。鞍上の池添謙一騎手は大井競馬場の重賞初制覇となった。

レース後の関係者のコメント

1着 ドンフランキー(池添謙一騎手)
「レコードは意識して出すものではないのでおまけみたいなものだと思います。外枠で、なかなか先行するのには厳しい枠でした。良いスピードを見せてくれて先手を取れましたし、直線に向いた時にしっかりと反応してくれたので、たぶん大丈夫だろうなと思いながら追っていました。少し足音が外から聞こえたので、踏ん張ってくれと思いながら追っていました。初めてのナイターでしたが、もともと落ち着いている馬なので、比較的平常心で臨めたのかなと思います。直線に向く時には良い手応えで、しっかりと(フォームが)沈むように反応してくれましたし、最後まで踏ん張ってくれたので、今日は力があるところを見せてくれたと思います。まだまだダート戦線で底を見せていませんし、まだ頑張ってくれると思います。これからも楽しみです。大井ではなかなか(重賞を)勝つことができず、1番人気でプレッシャーはありましたが、今日は勝てました。もっともっと勝ちたい競馬場だと思っています。ドンフランキーはまだまだこれから頑張ってくれると思います。大井では明日もまたレースがあるので、競馬を楽しんでもらえたら良いかなと思います」

2着 リュウノユキナ(横山武史騎手)
「よく頑張ってくれました」

3着 ジャスティン(森泰斗騎手)
「一発にかけて内を選びました。前走よりも調子は良かったですし、次が本番なので逆転したいです」

4着 ギシギシ(笹川翼騎手)
「よく頑張りました。今日は時計が速すぎました。スタートが決まったので、控える必要もないかと思って行きました。理想的に運べました。欲を言えば、直線で外から来てくれていれば、もうひと脚使えたかもしれません。良い頃の行きっぷりが戻ってきましたし、着順以上に内容が良くなってきました」

6着 ヘリオス(武豊騎手)
「状態は前走よりも良かったです。久々の1200メートルで、外に速い馬もいましたからね」

9着 ケイアイドリー(藤岡康太騎手)
「スタートは上手に出てくれました。ドンフランキーを見ながら、良いポジションを取ったと思いましたが、速い時計の競馬で、3コーナーから手応えがなくなりました。休み明けは動き切れないところのある馬です」

(取材:山本直)

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