お知らせ:

競馬実況web

12月24日(日)に中山競馬場で行われる第68回有馬記念(GI)に出走を予定しているハーパー(牝3、栗東・友道康夫厩舎)について、友道康夫調教師の共同記者会見でのコメントは以下の通り。

「前走のエリザベス女王杯は、この馬の持ち味は出したと思うのですが、やはり古馬の壁は厚かったのかなという感じはします。今年2月のクイーンカップ以降はGIを4戦して、本当に堅実に走ってくれています。すごく充実した一年で、馬もこの一年ですごく成長したと思います。

ひと夏を越して体も二回りぐらい大きくなりました。秋は二回使いましたが、使ったダメージも無く、むしろ馬体重も増えていると思います。二回使いながらも成長していると思います。

前走後は放牧に出して、有馬記念を使うかどうか決断をするときには牧場に馬を見に行きました。体もすごくフックラしていい感じで栗東に戻ってきましたし、ここまでいい状態で来ていると思います。牝馬で、どうしても馬体重が減りやすいところがありますので、減らないよう注意して調整してきました。

きょうの追い切りは単走でやりました。いつもエンジンのかかりが遅い馬なので、終いだけ反応を見るように追ったのですが、最後の1ハロンもいい感じで動いていたと思います。順調に来ています。

3歳牝馬で、斤量差もありますし、この馬はいつも競馬に行けば100%、それ以上の力を出してくれますので、今回は一番強いメンバーと当たりますが、その中でも自分の力を出してくれて、いい競馬をしてくれると思います。同世代の強い馬と走ってきた経験がここで生きると思います。

折り合いもついて乗りやすい馬だと思いますので、中山も問題無いと思います。(騎乗予定の)岩田望来騎手には一週前の追い切りにも乗ってもらいました。それ以外でも厩舎の調教を手伝ってもらっていて、ハーパーにも乗ってくれていますので、馬のことはよくわかっていると思います。枠順については、希望が通るなら内枠が欲しいです。

3歳牝馬として挑戦しますが、また来年に向けていい競馬ができるように頑張りますので、応援よろしくお願いします」

(取材:三浦拓実)

お知らせ

お知らせ一覧