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東京11Rのフェブラリーステークス(4歳以上GI・ダート1600m)は2番人気モーニン(M.デムーロ騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分34秒0(重)のレコード。1馬身1/4差の2着に1番人気ノンコノユメ、さらにアタマ差の3着に7番人気アスカノロマンが入った。

モーニンは栗東・石坂正厩舎の4歳牡馬で、父Henny Hughes、母Giggly(母の父Distorted Humor)。通算成績は7戦6勝。

~レース後のコメント~
1着 モーニン(M.デムーロ騎手)
「私自身、ダートはよくないと言われていましたが、チャンピオンズC、そしてフェブラリーSを勝ち、ダートが上手になりました(笑)。フェブラリーSはフリオーソ、イーグルカフェで惜しいレースをしていましたし、勝てて本当に嬉しいです。モーニンは初めて乗りましたが、これまでのレースを見ていて、すごく強い馬だと思っていて、乗ってみたいと思っていました。スタートは上手ではないけど、ダッシュがいいと聞いていました。その通りで、とても真面目な馬ですし、いい位置をとれたので、勝てると思いました。直線で早めに先頭に立って、物見をしていて危ないと思いましたが、最後までがんばってくれました。本当にすごい馬です。距離は1400~1600mがベストだと思います。今年最初のGIを勝てて、とても嬉しいです。GIは全部勝ちたいです」

(石坂正調教師)
「思っていたよりも位置取りは後ろでしたが、これまでとは違う競馬で、新たなモーニンが見られました。あらためてモーニンはすごい馬だと思いました。ヴァーミリアンとはまた違う、スピードのかった馬ですが、今日で距離をこなせることがわかりましたから、今後の選択肢が広がりました。限られた中ではありますが、またいろいろ考えていきたいと思います」

2着 ノンコノユメ(C.ルメール騎手)
「休み明けだったので、直線ではすぐに反応できず、時間がかかりました。それでも最後はいい脚を使ってくれました」

3着 アスカノロマン(太宰啓介騎手)
「距離が短かったので、ポジションをとりにはいきませんでした。あのポジションも想定内でした。直線に向いてからもいい脚でした。体質が強くなって力を出せるようになりました。輸送でも体が減らなくなりました。今後も楽しみですし、まだまだよくなると思います」

4着 ベストウォーリア(戸崎圭太騎手)
「久しぶりでも馬の雰囲気はよかったです。流れにも乗れました。時計が速かったのがどうなのでしょうか......」

6着 タガノトネール(柴田大知騎手)
「いい位置で競馬ができました。しっかり走れていました。一瞬おっと思いましたが、最後の1ハロンで力尽きました。以前乗ったときよりも力をつけています」

7着 コパノリッキー(武豊騎手)
「残念でした。それでもいいレースはできました。いいところで折り合えて、砂をかぶっても平気でした。直線では伸びるかなと思いましたが、伸び負けしました。ここ2走よりは内容がよかったです」

8着 モンドクラッセ(田辺裕信騎手)
「自分の形で競馬をしたかったのですが、相手もいますし、そうはいかないと思っていました。実際行くことはできず、先行集団の後ろと切り替えていました。結果的にレコードという速い決着なので、思い通りの競馬ができたとしても、終いは甘くなっていたかもしれません。馬群の中でも競馬はできていたので、今後はいろんな競馬に対応できればいいと思います」

9着 ローマンレジェンド(内田博幸騎手)
「一発を狙っていました。しかし、スピードがあるわけではないので、この馬場ではダメです。もっと重い馬場の方がいいですね。それでもがんばって走っていました」

10着 ホワイトフーガ(大野拓弥騎手)
「極端に速い時計になりました。しかし、この距離も合っていますし、折り合いもスムーズにつきました」

12着 スーサンジョイ(和田竜二騎手)
「まっすぐ走れていましたし、いい経験になりました。スピードは通用すると思います。今日は外から来られたので、いつもより苦しい競馬になってしまいました」

14着 マルカフリート(石橋脩騎手)
「すごい時計になるだろうと予想していましたし、中途半端になるよりはと思って、思い切ってレースをしました。しかし、ビュッと来ませんでした」

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