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京都11Rの第20回秋華賞(GI、3歳牝馬、芝2000m)は1番人気ミッキークイーン(浜中俊騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分56秒9(良)。クビ差2着に5番人気クイーンズリング、さらに1馬身1/4差で3着に8番人気マキシマムドパリが入った。

ミッキークイーンは栗東・池江泰寿厩舎の3歳牝馬で、父ディープインパクト、母ミュージカルウェイ(母の父Gold Away)。通算成績は7戦4勝。

~レース後のコメント~
1着 ミッキークイーン(浜中騎手)
「ホッとしました。馬が本当に強かったです。この馬としてはスタートも出てくれましたし、速い時計の出る馬場ですから、意識的に先行集団へ行こうと思っていましたが、その通りに運べました。直線は外へ行くか馬群の中に入るか迷ったのですが、馬の力を信じて真ん中を割って行きましたが、馬も応えてくれました。厳しい競馬になってしまいましたが、一生懸命走ってくれて、本当に感謝しています。これからもっと強い相手と戦うことになりますが、ミッキークイーンならやってくれると思います」

(池江泰寿調教師)
「ホッとしました。返し馬も落ち着いていましたし、最後にゲートへ入ることも良かったのでしょう。ジョッキーとは、中団より前につけないと勝てないんじゃないかな、と話をしていました。直線は厳しいところへ入って大丈夫かなと思いましたが、頑張ってくれましたね。スタッフもよく仕上げてくれて、ジョッキーもうまく乗ってくれました。次は馬の様子を見て、オーナーとも相談して決めようと思います」

2着 クイーンズリング(吉村圭司調教師)
「あそこまで行ったら...とも思いますが、よく走ってくれました。どうしても輸送してレース当日に馬体重が減るので、近場の京都はプラスになると思っていました。賞金も加算出来ましたし、今後のことはオーナーと相談して決めます」

3着 マキシマムドパリ(幸騎手)
「調教に乗って、いい馬だと思いました。このペースで行って前にいた馬で残ったのはこの馬だけですし、よく頑張ってくれました。もう少しじっくり構えられたら際どかったかもしれませんが...」

6着 タッチングスピーチ(ルメール騎手)
「内回りコースは彼女には忙しいですね。最後に脚を使ってくれたのですが、遅すぎました。外回りの方がいいでしょう」

8着 トーセンビクトリー(武豊騎手)
「初めて道中、力んで走っていて、掛かり気味でした。ペースが速くてちょうどいいと思いましたが、直線では初めてスパッとした脚が使えませんでした。力を出していません」

9着 クインズミラーグロ(吉田豊騎手)
「ゲートを出ませんでしたが、ペースが速く、後ろでスムースに運べました。最後は伸びてはいますが、うまく捌けませんでした。あれなら大外に持ち出しても良かったかもしれません」

12着 ディープジュエリー(柴山騎手)
「ミッキークイーンの後ろにつけて、いい位置につけられましたし、ペースもちょうど良かったです。ただ、思いのほか、伸びませんでした。前回より落ち着いていて、馬の雰囲気が良く、滞在効果はありました」

13着 ディアマイダーリン(福永騎手)
「以前より馬が良くなっています。ただ、1回使えていなかった分か、追い出してからの反応がありませんでした。距離ももう少し短い方が良さそうです」

17着 レッツゴードンキ(岩田騎手)
「返し馬から掛かっていましたし、レースでは折り合いをつけられませんでした。空回りしてしまいましたね。それに距離も長いかもしれません」


●秋華賞のプレゼンターを務めたタレントのラブリさんのコメント
「テレビでしか見たことのなかった初めての競馬場は、すべてが新鮮で楽しかったです。思っていた以上に女性のお客様が多く、女性にも楽しめる場所だと感じましたので、また友達と足を運びたいと思います」

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