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阪神11Rの第82回菊花賞(3歳GI・芝3000m)は4番人気タイトルホルダー(横山武史騎手)が勝利した。勝ちタイムは3分4秒6(良)。5馬身差の2着に3番人気オーソクレース、さらにアタマ差の3着に6番人気ディヴァインラヴが入った。

タイトルホルダーは美浦・栗田徹厩舎の3歳牡馬で、父ドゥラメンテ、母メーヴェ(母の父Motivator)。通算成績は8戦3勝。

レース後のコメント

1着 タイトルホルダー(横山武史騎手)
「前走がひどい競馬だったので、取り返したい思いがあったので結果を出せて良かったです。個人的にはこの距離はタイトルホルダーにとって長いかなと思っていたのですが、終わってみれば強かったです。いつも力みやすいというか、真面目過ぎるところがありますが、一頭になればリラックスするというのも知っていたので、今回は無理してでもハナにこだわっていました。ペースは落とせるようならもう少し落としてもいいかもと思いましたが、馬もやる気でしたし、馬と喧嘩してまでペースを落とすくらいならリズム良く運んだ方が良いと思い、ペースはそれほど気にしていなかったです。できればダービーも獲りたかったのですが、違う馬でこうして2冠を獲れて関係者の方々や頑張ってくれた馬に感謝しています。この馬は真面目過ぎるところが長所でもあり欠点でもあると思うので、それを上手く使い分ける競馬をしていけるようにうまく馬と歩んでいけたら良いなと思います」

2着 オーソクレース(C.ルメール騎手)
「良い競馬をしてくれましたが3、4コーナーの反応が遅かったです。よく頑張ってくれました。最後は良い戦いをしてくれました。勝ち馬が強すぎましたし、2着は良い結果です」

3着 ディヴァインラヴ(福永祐一騎手)
「やりたい競馬は出来ました。最後はフラフラでしたけどね。良いチャレンジだったと思います。陣営も良く仕上げてくれました」

4着 ステラヴェローチェ(吉田隼人騎手)
「正直今の状態を考えれば頑張ったと思います。稽古でもこれほど動けないのかという感じでしたが力がありますね。人気になっていましたし、自分で動き勝ちに行く競馬をして恰好はつけられたのではないでしょうか」

5着 ディープモンスター(武豊騎手)
「思い通りのレースはできました。精一杯かなという感じです。この距離もこなしてくれたので、これからが楽しみです」

6着 ヴェローチェオロ(幸英明騎手)
「3、4コーナーで一瞬ついて行けなくなって、直線でハミを取り直しました。勝負どころで動けていれば良かったのですが...」

7着 アリーヴォ(M.デムーロ騎手)
「内容は完璧でしたが、坂で苦しくなってから走りがバラバラになりました」

8着 エアサージュ(藤岡佑介騎手)
「行く馬を行かせてインのポケットから運びました。3コーナーで上がって行きたかったのですが、反応が鈍かったです。勝負どころで動いて行けるようになれば来年はもっと良くなりそうです」

10着 ヴィクティファルス(池添謙一騎手)
「返し馬の感じがとても良かったです。出来の良さで何とか距離が持ってくれないかと思いましたが、やはり3000mはこの馬には長いかもしれません」

13着 レッドジェネシス(川田将雅騎手)
「道中はリズム良く走ってくれていましたが勝負どころで全く動くことができず、レース前から苦しさを感じる返し馬でしたので、調整段階で感じなかった前走の疲れが競馬場に来て出てしまったのかなという印象です」

15着 グラティアス(松山弘平騎手)
「自分の形の競馬は出来たと思います。3000mでよく頑張ってくれたと思います」

16着 ヴァイスメテオール(丸山元気騎手)
「2着馬の後ろでこの3000mの距離の中でしっかり我慢してくれました。馬場はもう少し柔らかい方が良かったと思います」

17着 ノースザワールド(和田竜二騎手)
「我慢はきいていましたが、テンが仕掛けていけませんからね。流れたかなと思いましたが、阪神は仕掛け所が難しいですね。適距離ならもっと走れる馬です」

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