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◎9日(日)新潟競馬場で行われる第12回レパードステークス(GIII)に出走を予定しているライトウォーリア(牡3、高野)について追い切り後の高野友和調教師のコメントは以下の通り。

・(前走は古馬相手に勝利)その前のレースで大敗したので不安を感じつつでしたが、そのレースを踏まえて騎手と相談しました。スタートから出していって馬にとってはキツいレース展開になりましたが、それでいて押し切るあたりは前走のようなレースをすれば強いということを再認識できました。ですから前々走の大敗の要因はレースの進め方だったのではと思っています。揉まれ込んだり砂を被ったりとこの馬にとって初めての事が多く集中力を切らしたりと経験不足が出たレースでした。

・いずれは克服しなければならない課題ではありますが、現状ではそこまでの経験と精神力を持っていません。ですから今は前走のような形がベストと考えています。後は騎手に委ねます。

・中間は中3週ですがノーザンファームしがらきに調整に出して前走の疲れを抜いてもらいました。短い時間ではありましたが放牧に出した効果はありました。(栗東トレセンに)戻ってきてからはフレッシュな感じで、(戻って)初日に跨った感じからして疲れも無くより良くなっていることを感じました。2週間しっかり調教できると思いました。

・一週前追い切りは馬がよかったものですから「やるべきだ」ということで稽古駆けする馬と併せ馬でしっかりとやりました。かといって雑に時計を求めるのでは無く丁寧なうえにしっかりやるという感じでうまく調教が出来ました。

・中山で敗れた時は揉まれ弱さが出た半面、直前の調教がこの馬にしてはきつかったのではという反省もあり軽めの調整で臨んだのが前走でした。それでいいパフォーマンスをしたので、直前は軽い方がいいと判断してサラッとそれほど負荷をかけずにやりました。良い動きで余裕のある感じで上がってこれたので、いい最終調整が出来たと思います。

・新潟競馬場は初めてでやってみなければというところがありますが、調教では右回り、左回り走らせていますが、それによって癖が出ることも無いので、こなしてくれると信じています。

・雨は降って欲しいと思っています。勝った3戦が渋った馬場で逆に良馬場で走れるかという不安があります。この馬は「パワフル感」がダートホースとしてはまだ足りなく良馬場のパサパサの時がどうかという懸念はあります。週末は雨予報らしいので私の心は晴れやかです。

・重賞をひとつ勝てば、馬に箔がつきます。岩田望来騎手もまだ(重賞を)勝っていないのでここはチャンスなのではと考えています。人馬ともに重賞に手が届きますよう応援して下さい。

取材:檜川彰人

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