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 万馬券を愛する皆さん、早いもので今年もあと1ヵ月半ほどです。思えば今年も悲惨な年でした。(私はず~っと「いい年」がありません)先週のJBC3競走もあっさりと3連敗という有様でした。もう早く来年になって欲しいと思うほどです。しかし、トータルとしての逆転は不可能ながら、意地の一発は見せたいと思っています。平成最後の秋競馬で、全身の血が逆流するような興奮を覚える万馬券を手にしたいと思っています。

 さて、10月の万馬券を振り返ります。10月に出た100万円を超える払い戻しとなったレース、WIN5の結果とそれぞれの実況担当者は以下の通りです。

10月 6日(土)東京・1レース  3連単109万4380円  (実況担当・小塚)
10月 6日(土)東京・西湖特別  3連単345万9140円  (実況担当・小塚)
10月 8日(月)東京・1レース  3連単275万9370円  (実況担当・小塚)
10月20日(土)京都・5レース  3連単172万9980円  (実況担当・檜川)
10月21日(日)新潟・十日町特別 3連単1015万3500円 (実況担当・山本直也)
10月28日(日)新潟・柏崎特別  3連単104万4040円  (実況担当・大関)

★10月 7日(日) 毎日王冠
東京  9R(1番人気)・10R(6番人気)・11R(1番人気) ...小塚アナ
京都 10R(4番人気)・11R(8番人気)           ...山本直也アナ
<払戻金> 139万7600円

★10月 8日(日) 京都大賞典
東京  9R(1番人気)・10R(2番人気)・11R(1番人気) ...大関アナ
京都 10R(1番人気)・11R(2番人気)           ...小林アナ
<払戻金> 6050円(※史上最低レコード)

★10月14日(日) 秋華賞
東京 10R(11番人気)・11R(3番人気)          ...大関アナ
京都 10R( 2番人気)・11R(1番人気)          ...小塚アナ
新潟 11R( 1番人気)                   ...小林アナ
<払戻金> 248万860円

★10月21日(日) 菊花賞
東京 10R(1番人気)・11R(3番人気)           ...小塚アナ
京都 10R(3番人気)・11R(7番人気)           ...中野アナ
新潟 11R(7番人気)                    ...山本直也アナ
<払戻金> 301万2220円

★10月28日(日) 天皇賞(秋)
東京 10R(2番人気)・11R(2番人気)           ...小林アナ
京都 10R(5番人気)・11R(1番人気)           ...米田アナ
新潟 11R(7番人気)                    ...大関アナ
<払戻金> 37万470円

 まず、10月のMVPを発表します。10月はドラマがありました。今年の夏の甲子園大会を思い起こすものがありました。東北出身の小塚投手は、3日間開催で3連投しました。初日は12回で8奪三振。翌日も12回全て投げ切って8奪三振。3日目は最後の力を振り絞って6回5奪三振と力投しました。(つまり、6日は12レース実況して8つのレースから万馬券が出て、7日も同じで8つのレースが万馬券。8日の月曜は前半6つを実況して5つが万馬券となったのです)そして、その中で109万、345万、275万という3本のホームランをかっ飛ばしたのです。これには驚かされました。誰もが10月のMVPは小塚アナだと思ったことでしょう。

 しかし、関西出身の強打者、山本直也アナがたった一振り(1レース)で状況を変えてしまいました。21日の新潟の最終レースで山本アナは今季最高配当となる1015万馬券が出たレースを実況したのです。場外満塁ホームランで、ソフトバンクの柳田選手も真っ青の飛距離と言えます。(ちなみに4月28日に東京で出た1002万馬券のレースも山本直也アナが実況しています)

 選考委員会では議論が紛糾しました。「ここは2人ともMVPでいいのではないか?」という意見も出ました。しかし、多数決の結果、MVPは山本直也アナに決まりました。選考委員からは「小塚アナの3つの大万馬券は素晴らしいが、配当を合計しても1000万にはならない」とか「12レース全てが万馬券で『完全試合』なら間違いなくMVPだったんだが」、また「やはり100円玉1つが1万円札1000枚になるというのはハンパじゃない」という意見が出ていました。しかし、小塚アナの奮闘ぶりは素晴らしく、「年度代表穴ウンサー」を決める時の大きなポイントにはなると思います。

 リーディングは中央競馬ではルメール騎手が独走していますが、こちらはまだ分かりません。トップは山本直アナで変わりません。打率は7割7分3厘です。彼は先週の日曜日、東京で久しぶりにレース実況をしました。6打数5安打でした。久々も走るタイプのようです。2位も変わらず小塚アナですが、打率を7割5分3厘と下げてしまいました。それでも小塚アナはオーストラリアに行っても万馬券となったレースを実況し、まだまだ脚はあるようです。そしてただ一人打率を上げた佐藤アナが3位に浮上しました。10月は30のレースを実況して24のレースが万馬券となり、7割4分4厘5毛と追い上げています。山本直也アナが7割4分3厘5毛で4位に後退しました。

 一方、ブービーは米田アナでどうやら確定のようです。打率6割8分5厘でどうにも苦しい状況です。ブービーは檜川アナでこちらも変わりません。打率は7割8厘です。そのあとは大関アナとなりました。大関アナは13日に6の0、つまり6打数ノーヒットをやらかすなどして打率を下げ、7割1分4厘となっています。そして私小林が7割2分ちょうど続いている状態です。私も相変わらず低迷しています。

 さぁ、秋のGIシリーズも後半に入ってきました。今週のエリザベス女王杯からホープフルステークスが行われる最終日の12月28日まで、どんなドラマが見られるのでしょう。また、GIで盛り上がるのを横目に第3場の福島や中京では思いも寄らぬ大万馬券が誕生するかもしれません。去年のチャンピオンズカップ当日の中京がそうでした。万馬券を愛する皆さん、今年はまだまだこれからと思って頑張りましょう!

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