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☆17日(日曜日)阪神競馬場で行われる第35回(秋華賞トライアル)ローズステークス(GII)に出走を予定しているファンディーナ(牝3、高野友和厩舎)について追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。

◎ファンディーナについて、高野友和調教師

・牡馬相手に挑んだ皐月賞は一番人気にも支持されましたし何とか結果を出したいと思いました。果敢に前目につけてレースをして目標にされながらも頑張ってくれたと思います。最後はレースの流れや牡馬の迫力、臨戦過程から余裕が無くなってしまいました。

・皐月賞の後は疲れもあって体も増えないので放牧に出して食欲や馬体の回復に努めました。ただこの馬は大型馬で黒い(青鹿毛)ので今年の蒸し暑い夏もあってなかなかペースを上げづらくこのレースに向けての立ち上げが遅くなりました。馬体は戻りましたがその点が調整過程での誤算です。

・追い切りに関しては誤算もあったので無理に時計を出すことなく淡々と重ねてきました。先週に引き続き今週も併せ馬をしましたが無理にやりすぎることのないように最後も追わなくてもいいという指示でした。確かに調整過程に誤算はありましたが現在の馬のコンディションそのものは良く追い切り後の息遣いは悪くありませんし馬房の中の様子も落ち着いていたのでホッとしています。

・今回は前哨戦という位置づけで使って良くなるという感じのレースになるかも知れません。夏を越えても精神的にはもともと問題ないのでその点に関しては変わりありません。肉体的には春の段階では馬体の維持に神経を使っていましたがそれもなくなりました。コンディション的には100%ですが調整過程からまだ全力を発揮できるまでには至っていません。

・阪神1800mはベストの舞台だと思っています。確かに注目を集める一頭だとは思いますがこのレースを無事に走ってくればグンと良くなると考えていますのでファンの方もその点を考慮していただければと思います。

《取材:檜川彰人》

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