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 16日(日)に中山競馬場で行われる第77回皐月賞(GI)に出走予定のウインブライト(牡3)について、騎乗予定の松岡正海騎手、畠山吉宏調教師の追い切り後のコメントは以下の通り。

(松岡正海騎手)
・前走を振り返って
まだ競馬を教えている段階なので課題を持ってレースをしたのですが、うまくいったと思います。姉と一緒で前向きな気性なので、「うまくなだめてあげること」「一気に加速せず徐々に加速すること」「抜け出してからソラを使わせないこと」をやってきたつもりです。(以前と比べ)スプリングステークスは加速もなめらかになってきて、ガソリンの使い方を覚えさせていくことが課題だと思っていました。
・追い切りは
非常にいい動きでした。畠山調教師と毎週、コミュニケーションを取っているので、指示はありませんでした。馬体は戻っていると思いますし、終いは軽すぎないようにしていました。張りも戻って毛づやもいいです。どこを取っても前走よりいいと思います。
・2000m戦は
初めての距離ですが、騎乗している印象では不安は感じていません。
・今回の作戦は
競馬に行ってみないと分かりませんがいろいろなパターンを想定しています。
・道悪になった場合は
適性として苦手なほうではないと思うので、みんなが外を回るようであれば、ゴールドシップのような競馬は考えています。すごく外を回るようであれば、内を回ることは考えています。
・サンツェッペリン(2007年、2着)の皐月賞から10年ですが
サンツェッペリン、マイネルチャールズ...この時期になると思い出す馬もいますし、そのくらいの着順を目指したいと思います。
・ファンの皆さんへひとこと
初めてやる馬もいますし、なんともいえないのですけど、自分が磨いてきた競馬を大きな舞台で出来るように頑張っていきたいです。

(畠山吉宏調教師)
・前走を振り返って
トライアルで最低3着ということを目標にやってきましたが、最高の形で権利を取ることができたので本当に良かったと思います。(馬体減は)前々走の後、放牧に出て、戻ってきたときの体重が460kg台、そこから調教をやりながらも毎週増えていました。が、当日になると体重が減る馬で、その幅が前走は少し大きかったと思います。
・中間の過程は
馬に大きなダメージ、変調がなかったので、普段通りの攻め馬で組み立てていきました。
・追い切りは
古馬を1頭前に置いて、前半は折り合い重視、終いの反応を試す、普段のようないつもの調教をやってきました。
・中山の適性は
結果が示すように、中山は上手に走れていると思いますし、距離は初の2000mですが、前回・前々回の様子を見れば、問題はないと思っています。
・相手関係は
初めて対戦する馬たち、さらにメンバーも強くなるので、自分の競馬を不利なくできれば、遜色は無いと思います。
・レースでの作戦は
まだ枠順も出ていませんし、騎手も手の内に入れていますし、騎手に任すような感じでいいと思います。
・枠順の希望は
希望する枠もないです。心配はしていません。
・レースへの抱負を
中間も馬は元気で調整することが出来ました。当日もいいレースができると思います。応援よろしくお願いします。

(取材:山本直)

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