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11月27日(日)に東京競馬場で行われる第42回ジャパンカップ(GI)に出走を予定している外国馬4頭の、きょう24日(木)の調教状況、および関係者のコメントは以下の通り。
なお、外国馬4頭はいずれも東京競馬場のダートコースで調教を行った。調教時の天候は晴。ダートコースの馬場状態は、不良。

【オネスト(牡・3歳)】
調教状況
クリストフ・ルメール騎手騎乗で、ダートコースにてダク右回りで1/2周、キャンター左回りで3/4周
〈ファブリス・シャペ調教師のコメント〉
「輸送は順調でしたし、新しい国際厩舎は素晴らしく、スタッフも馬も喜んでいます。この馬のストロングポイントは、スピード自在で輸送にも耐えられることです。レース当日は天気も良さそうですし、良馬場を望みます。枠順は極端な枠は避けたいところです。フレッシュな状態でレースに臨めるよう、明日以降、強い調教をする予定はありません。」
〈クリストフ・ルメール騎手のコメント〉
「体の柔らかい馬でリラックスしている印象です。今朝は、この馬のことを知るために騎乗しましたが、良い感触でした。ジャパンカップは、騎手、馬主、調教師のすべての関係者が勝ちたいと思う国際的なレース。フランスの馬に騎乗して、日本馬、外国馬とレースをすることは非常に大きなチャレンジだと思います。」

【グランドグローリー(牝・6歳)】
調教状況
アナイス・デュモン調教助手騎乗で、ダートコースにてダク右回りで1/4周、キャンター右回りで3/4周
〈ジャンルカ・ビエトリーニ調教師のコメント〉
「昨年の来日時はメンタルの状態が良く、喜ばしい結果を残すことができました。その後、実績を積んだことに加えて、昨年のジャパンCの経験もあります。前走の凱旋門賞も素晴らしいパフォーマンスで、牝馬のG1馬の中でも上位のレベルにいる馬と自負しています。どんな馬場でもこなすことができ、重馬場にも適応可能という点で、他馬より有利であると考えています。枠順は10番以内が理想です。」
〈マキシム・ギュイヨン 騎手のコメント〉
「過去にジャパンカップに騎乗した際、枠順が結果を有利にするといった印象があり、良い枠順を希望しています。昨年のレースでは5着でしたし、馬体重も減っておらず準備は非常に順調で、勝算があると考えています。」

【シムカミル(牡・3歳)】
調教状況
グレゴリー・ブノワ騎手騎乗で、ダートコースにてダク右回りで1/2周、キャンター左回りで3/4周
〈ステファン・ワッテル調教師のコメント〉
「シムカミルは月日を追うごとに進化しています。タフな馬で、前走から馬体重もすぐに回復し、初めての海外への輸送も気にしていない様子です。冷静にレースを進めることができ、必要な時に動くことができ、非常に素軽い馬です。レースは最後の直線がカギになると考えています。前走の後、凱旋門賞ではなくジャパンカップを選択したことは馬をフレッシュに保つという点と馬場状態という点で良い選択でした。極端な枠順ではなく、4番から12番までが理想。今朝のような馬場状態であればシムカミルにとっては理想的です。」
〈グレゴリー・ブノワ 騎手のコメント〉
「今朝のシムカミルは機嫌がよく、長い輸送も問題なかったようで、フレッシュで素晴らしかったです。レースは早い展開になると予想していますが、それは私にも適していると思っています。土曜日の雨で馬場が柔らかくなりすぎないでほしいです。枠順は10番以内が理想で、レース当日は馬の良いところを引き出す騎乗をしたいです。」

【テュネス(牡・3歳)】
調教状況
バウルジャン・ムルザバエフ騎手騎乗で、ダートコースにてキャンター左回りで1-1/4周
〈ペーター・シールゲン調教師のコメント〉
「厩舎では快適に過ごしており、良い状態です。テュネスはメンタルが強く、日々成長を続けています。前走と前々走は不良馬場で結果を出していますので、良馬場でなければよりチャンスがあると思います。また、その2走は逃げて勝利をしていますが、日曜日はテュネスのテンポで走ることができれば良いと考えています。」
〈バウルジャン・ムルザバエフ騎手のコメント〉
「今朝のテュネスは状態が良く、非常に満足しています。参加するレースはすべて勝ちたいです。日本の馬は強いと思いますが、テュネスも前走のパフォーマンスは素晴らしく、十分に勝算があると思います。」

(JRA発表)

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