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19日(日)に東京競馬場で行われる第21回ユニコーンステークス(GIII)に登録をしているダノンフェイス(牡3、栗東・大久保龍志厩舎)について、追い切り後の高野容輔調教助手のコメントは以下の通り。

(前走の青竜S4着を振り返って)
「スタートを決めて、好位3番手を追走していたのですが、速い馬の砂を少しかぶったのを嫌ったのか、ズルズルと位置取りが後ろの方に下がってしまいました。しかし、直線でもう伸びして4着という結果でした。そこで改めて能力の高さを感じました。駄目かと思ったのですが、ゴール前で姿を見せてくれました。
新馬戦の時はスタートして物見したり、ジョッキーのステッキを嫌がって逃げたりと幼さがありましたが、それらは2戦目でしっかりこなしてくれました。前走で砂をかぶって嫌がったのも経験したので、それを克服して今回は走ってくれるのではないでしょうか」

(前走後の調整について)
「レースを使ってからこちらで調整しました。特に問題なく、少し暑くなってきましたが、馬の方は元気一杯で調教の動きも相変わらず良かったです。」

(最終追い切りを振り返って)
「元々、全体的に動く馬なので、速い時計で上がる感じでした。速い中でも最後は余裕を持った手応えで上がれるようにしました。本当に全体も速かったですし、最後も余裕を持った手応えで速い時計を出せました。状態は良いと思います。
(福永騎手は)先週跨がっていただいて、その時に好感触を掴んでいただいています。跨がった段階で背中の感触がすごく良いということで、追い切りの感触も良かったということで、本当に楽しみだと言ってくれました」

(今回のレースに向けて)
「前走で少し砂をかぶって下がったというところだけだったので、ポジションのまま競馬ができていれば、結果は分かりませんでした。1600mという距離に関しては不安はありません。左回りに関しても、新馬戦と前回で走って問題なかったです。輸送面に関しても特に問題はありません。
メンバー自体がとても強くなっていますので、2連勝した時のような横綱相撲というのはなかなかできないとは思います。しかし、外を回って勝つイメージもこの馬にはあります。前回の反省を踏まえて、砂をかぶってもしっかりと後ろで折り合って、そこから脚を使う競馬をしてもらいたいです。
能力はありますが、たまに幼さが見えるので、そういうところが解消された時の能力を発揮した走りが見られればと思います。
3歳ダート路線はなかなか濃いメンバーが一頭ずつ増えていっているのですが、ダノンフェイスもその内の一頭に選んでいただけるような競馬を今回はしたいと思いますので応援よろしくお願いします」

(取材:米田元気)

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