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19日(日)に東京競馬場で行われる第21回ユニコーンステークス(GIII)に登録をしているゴールドドリーム(牡3、栗東・平田修厩舎)について、追い切り後の平田修調教師のコメントは以下の通り。

(前走の兵庫チャンピオンシップ2着を振り返って)
「園田の重賞ということで、小回りの競馬でした。ゴールドドリームは跳びが大きいので、少し不利な競馬になるのかなとは思っていました。それでも能力で何とかしてくれるだろうと思って競馬を使いました。思った以上に勝った馬が強くて、あの競馬場ではかなわなかったということだと思います。しかし、3着以下には3馬身以上離しているので、ゴールドドリームなりには走ってくれたと思います」

(前走後の調整について)
「競馬を使った後は、だいたいノーザンファームしがらきの方に放牧に出しています。今回も2週間ほど出して、1ヶ月弱ほど前に厩舎に帰して、そこからは順調に追い切りを消化しています」

(調教過程について)
「先週は坂路でやりました。雨上がりで重い馬場でしたが、51秒台が出ましたし、いつも通り良い動きだったと思います。
今週は東京までの輸送があるので、あまり疲れを残すような追い切りはしたくなかったのですが、それでも長めにやっておきたかったので、Cウッドを選びました。併せ馬をして相手なりのペースでついて行って、終いはサッと伸ばすようにという指示でした。その通り良い併せ馬だったと思います。
やればいくらでも時計が出る馬なので、あまりやり過ぎないようにと思って控えました。それでもあれだけの動きをしてくれるので、調子は良いと思います。
あまり調子の波がない馬で、ここまで割合良い状態で来てはいます。前走は3ヶ月ぐらいあいていたので、それから考えると今回の方が良いのかなという気はします。
(前々走は)メンバーが今活躍中のラニもいましたし、その中であのような競馬ができたということは、かなり強い競馬だったと思います」

(今回のレースに向けて)
「ヒヤシンスステークスで勝っている競馬場、距離であるので、そこに関しては心配はしていません。
前走は小回りで外々を回らされたということもありましたが、今回は東京競馬場です。川田騎手が一番良く分かってくれているので、彼に任せて自分の競馬をしてくれればと思っています。
跳びの大きい馬で、スタートがそれほどスッと出る馬ではないので、広いコースが合っていると思います。ヒヤシンスステークスの時は距離がどうなのかなと思っていましたが、マイルも十分こなしてくれました。今回のコースに関しては全く心配しなくていいかなと思っています。
徐々にスタートも上手くなってきていますし、何より装鞍所やパドックでの落ち着きが出てきたと思います。
これから暑くなりますし、無駄な力を出すよりは落ち着いて(パドックを)周回してくれる方が良いと思います。
ゴールドドリームは間違いなく今の世代のトップクラスにいる馬だと思っています。ぜひ結果を出して、先々につなげていきたいと思っていますので応援してあげて下さい。よろしくお願いします」

(取材:米田元気)

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