1月11日(月)に中山競馬場で行われるフェアリーステークス(GIII)に出走予定のダイワダッチェスについて菊沢隆徳調教師のコメントは以下のとおり。
「常に1番人気を背負って何かに負けていて歯がゆかったのですが、(前走は勝てて)ほっとしました。頭が高いところのあるフォームでシャドーロールだけでなく、中間は舌も縛って調整をしていました。その効果もあったと思います。(今回も)前走と同じ馬装で挑もうかな、と思っています。
前走後は一旦放牧に出して、山元トレセンで調整していただいて、年末に入厩しました。年末と年明けの4日で出走態勢は整うように調整してきました。
年始から休みなく調教をするのが初めてなので、気性面を考慮して1週前に速いところをやって、中間は微調整してレースに挑みたいと思っています。
春の目標となると1600mなので、いかに距離を持たせるように調整して、挑戦していきたいと思います。
馬体重はさほど変わらないのですが、背丈も伸びて、体質もしっかりしてきました。数を使っているのですが、特にダメージもなく、丈夫な馬だと思っています。
まだまだ課題もたくさんあるのですが、ひとつひとつ克服していい競馬ができればと思っています」
(取材:山本直)