22日(日)東京競馬場で行われるユニコーンステークス(GIII)に出走予定のアジアエクスプレス(牡3 美浦・手塚貴久厩舎)について、追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。
●アジアエクスプレスについて手塚貴久調教師
「前走の皐月賞は春の大一番、悔いの無いように仕上げて、ジョッキーも悔いのないような競馬をしてくれて、内容としては仕方なかったかなと思います。目一杯走らせたので疲れはありましたが、幸い牧場に戻ってからはすぐに回復し、このレースに向けて順調にきています。
1週前の追い切りは、時計自体は遅かったのですが、終いは良かったですし馬もリラックスして走っていました。ピリピリしたところがなかったのが何よりです。今朝の最終追い切りは助手に乗ってもらい、先週より少し時計が速くてもいいという指示でした。相変わらずリラックスしていて、予定通り、こちらが思ったとおりの追い切りができました。このレースで目一杯というわけではなく、再スタートという形ですから、いいスタートが切れるような仕上がりです。
(今回の条件について)成績が示すとおりだと思うんです。芝よりダート適性のほうが高いと思っていますし、特に東京のダート1600mでは強いパフォーマンスを見せてくれています。距離も1600mぐらいが一番いいと思いますし、広いコースもいいですね。人気になるでしょうし、人気に応えられるような内容であって欲しいと思います。競馬場に来て、生のアジアエクスプレスを見ていただいて、凄いなと思ってもらいたいですね」
(取材:小塚歩)