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 9日(日)に新潟競馬場で行われる第7回レパードステークス(GIII)に登録をしているセンチュリオン(牡3、美浦・田村康仁厩舎)について、田村康仁調教師のコメントは以下の通り。※抽選対象馬

(前走からおよそ3ヶ月、その間の調整について)
「デビューしてから、ダートで良い成績をおさめていました。春先、明け3歳の馬にとっては夢のあるレースがあったものですから、芝の方で試してみようかということで頑張りましたが、ダート適性の方があるのかなという結果でした。この3ヶ月は、今週の競馬を目標に、春先の疲れをじっくりと取ってあげて、それから徐々に立ち上げ、ここに向けて調整してきました」

(最終追い切りについて)
「ずっと乗り込んでいましたので、今週は前に未出走の馬を置いて、それを目標にしました。最後はそれを内から交わしていくような指示を出しました。予定通りの稽古ができましたので、万全の態勢で臨めるかと思います」

(ダート2戦2勝の内容、ダートでの素質について)
「私が思っている以上に、本番では競馬のセンスが良く、実に内容の良い勝ち方をしてくれました。稽古よりも本番の方が気持ちが乗って、騎手の動きに対しても従順に動いて、良い馬だと思います。
まだ2回しかキャリアがありませんが、その2回は底を見せていないというイメージです。これからいろいろと困るような展開などあるとは思いますが、走ってくる馬に成長するだろうなという手応えは感じています」

(新潟ダート1800mについて)
「非常に競馬のセンスが良いですから、自分ではダートの1800mは向いていると思います。たぶん右回りや左回りを気にしないと思っているので、大丈夫ではないでしょうか」

(位置取りなど、今回のレースについて)
「割合センスの良い馬で、あまり注文のつくタイプではないので、そういう所(理想の位置取りなど)はありません。
この世代のダートの得意な馬たちが揃います。胸を借りるつもりで、一生懸命頑張るに値するレースなので、楽しみにしています。
少し休ませて、体つきも非常に立派になって、大人のダート馬になりつつあります。当日は、春先とはずいぶん変わったなと言っていただけるような体になっていると思います。まだ底を見せていない馬なので、将来はあるなという走りをしてくれると思っています。どうぞ応援して下さい」

(取材:米田元気)

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