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 21日(日)に函館競馬場で行われる第22回函館スプリントステークス(GIII)に登録をしているセイコーライコウ(牡8、美浦・竹内正洋厩舎)について、追い切り後の竹内正洋調教師のコメントは以下の通り。

(前走の韋駄天S5着を振り返って)
「出たなりの競馬をさせましたが、出た位置があまり良くありませんでした。スタートからゴールまで包まれたままで、スペースがなく、一回も脚を使わずに終わってしまった感じです。少し残念な競馬になってしまいました。
(トップハンデ58キロは)実績的に仕方がないところもあって、軽ハンデの馬にやられるのは嫌だと思っていました。こうなったら嫌だなという形に全てがなってしまった感じでした」

(転厩してきて走りの印象は?)
「前回は弾けていない感じがするので、この馬に関してはどうのびのびと走らせるかだと思います。その形を作れれば、良い走りができるでしょうし、作れなければ、前回のような形になってしまうという印象です」

(前走から中3週、調整について)
「もう8歳なので、大きく変えるとかそういうことではなく、現状をどう維持するかだと思います。馬に合わせて、回復したところから追い切りを始めて、競馬に向けて強めていく形でやっています」

(美浦で追い切って函館へ直前輸送する理由は?)
「昔の話ですが、この馬は屈腱炎で2年間休んでいました。そういうこともあって、コースで追い切るのはやはりリスクが高いので、最後の最後まで坂路で調整したいと思っていました。こちらでぎりぎりまで調整して、直前輸送で函館に行く形を取らせてもらっています。
去年もこのパターンで行っているようですし、新潟に行った時も輸送で特に馬体が減ったとか、そういうことはないので、問題ないでしょう」

(最終追い切りについて)
「日曜日にしっかりやっているので、今日は2ハロンだけ馬なりで伸ばしてきました。やりすぎないという形です。馬場状態も今週水曜は良かったので、時計的にも負荷としてはちょうど良いのではないでしょうか。

(8歳になって馬の状態は?)
「初めて近くで見た時から、若い馬だという印象を受けています。筋肉も硬くないですし、そういった衰えなどは今のところ何も感じていません。この馬の競馬をしてくれれば良いと思います。
少し気難しいところもあるのですが、その分レースに行って、はまればしっかりと走ってくれます」

(今回のレースについて)
「開幕週なので、なかなか差し切るというのは難しいとは思います。道中の位置取りと、馬群を捌くタイミングなどが上手く噛み合ってくれれば、能力的には十分足りるというか、上位のものはあるので、上手く行ってほしいです。
前回が人気を裏切る形になってしまい、申し訳ないと思っています。馬はその後変わりなく順調に調整ができて、状態も良いと思います。応援よろしくお願いします」

(取材:米田元気)

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