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 14日(日)に阪神競馬場で行われるマーメイドステークス(GIII)に出走を予定しているマリアライト(牝4)について久保田貴士調教師のコメントは以下のとおり。

(前走は)直線でちょっと窮屈なところがあって、苦しい場面も見られたんですけど、そこからうまく立て直してくれて、外に出してからの伸び脚は、目を見張るところがあって、こちらも正直すごいな、と驚くような末脚を見せてくれました。

(中間は)関西に遠征するということで、1週前にある程度、馬を作っておこうと思ってたんですけど、こちらが思っていたとおり、あるいはそれ以上の動きをしてくれたので満足しています。

先週のうちでだいたい馬が出来ていたので、今週はあまり馬を攻めすぎないように、馬の気分とリズムだけを重要視して走るように指示して、後ろから見ていましたが、非常に伸び伸び、大きなストライドで走っていたので、いい追い切りができたと思います。

以前は使うと回復まで時間が掛かることもあったんですが、いまは厩舎で回復できるようになりましたし、充実していて、ここまで調整はうまくいったんで、あとはレースを待つだけという感じです。

今年に入ってようやく古馬らしくなったというか、体はそれほど増えてませんがしっかりしてきて、飼い葉もだいぶ食べられるようになったので、こちらが思っているとおりの調教メニューをこなしてくれるようになったことも大きいと思います。

どんな展開でも確実に、最後は伸びてくる末脚がこの馬の武器だと思っています。いずれまたこの馬自身、秋を目指したいと思ってますので、そのための遠征だと思って、今回は阪神に連れて行きます。輸送については、新潟とか滞在競馬もやっているので、古馬ですし、心配はしていません。

距離短縮も考えながらの調整をしてきて、前走より前は2000m前後を使ってるので、距離の不安は特にないです。53kgのハンデは想定どおりでした。もともと厩舎で期待している馬がようやくこの舞台まで来られました。今後、秋に向けていい結果を残してくれればと思っています。よろしくお願いします。

(取材:山本直)

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