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1月23日(日)に中京競馬場で行われる東海S(GII)に出走予定のブルベアイリーデ(牡6、栗東・杉山晴紀厩舎)について、追い切り後の杉山晴紀調教師のコメントは以下の通り。

「(前走は)乗り替わりだったんですが上手く乗ってくれて、ちょっと狭いところもありましたが、馬も最後まで諦めずにしっかり走り切ってくれたので満足しています。元々揉まれ弱いところもあったり、狭いところで耳を絞ったり気難しさもあったんですが、前回に関しては最後まで走り切ってくれたので成長を感じました。
成長ももちろんありますが、賞金加算、という意味で(夏に)新潟ダート1800メートルを使ったんですが、予想以上に強いパフォーマンスをしてくれて、年齢を重ねていく中で距離適性のベストが見えたレースだったと思っています。新潟の時もミルコ・デムーロ騎手に乗ってもらって、レース後は『今だったら1400から1600メートルよりも、1600から1800メートルのほうがむしろ良いんじゃないか』と言っていましたので、秋はそういったイメージで使わせてもらいました。
武蔵野Sを使ってしまうとローテーション的にタイトになってしまい、賞金的にも微妙、という話もあったので、悩んでGIに使うよりはしっかり立て直してここへ、と早めに切り替えました。早めに東海Sを目標にしましたので、そこから牧場含めて逆算して調整してきています。思った以上に調教を積めていますので、すごく良い状態ですね。
(坂路で49秒9をマークした先週の追い切りは)上がりが掛かっても良いので加減なくやりたかった、というのもありますので、イメージとしてはそれでも51秒前後かな、と思っていたのですが、予想よりかなり速くて驚きました。
(今日の追い切りは)やりすぎず、ということだけですね。終いは馬の行くだけ、ということだったんですが、ギアを1段2段溜めつつのフィニッシュだったので、思った通りの調整だったと思います。やれるだけのことはやれましたし、あとは条件も良いと思いますので、ジョッキーも手の内に入れていますし、満足の行く状態でレースに臨めるかなと思います。
左回りが良い、というのはもう間違いのないことですし、距離的にも新潟であのパフォーマンスですから、シリウスSが1900メートルで最後止まった、というのを見ると、現状のベストに近いと言える条件なのかな、と思います。
まだ重賞を勝たせることができていないので、なんとかここでタイトルを、という気持ちはスタッフ一同強く持っています。結果が出れば当然、次は大舞台に、ということになっていきますし、まずはこの一戦、結果を出したいと思っています。応援よろしくお願いします」

(取材:山本直)

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