【スプリンターズS】栗東レポート ピクシーナイト(音無秀孝調教師) [News]
2021/09/29(水) 11:46
10月3日(日)に中山競馬場で行われるスプリンターズS(GI)に出走予定のピクシーナイト(牡3歳)について、追い切り後の音無秀孝調教師のコメントは以下の通り。

「一時は出遅れたりすることもあったんですが、最近はずっとゲートも出ていますので、ジョッキーはゲートが決まっても中団、好位の後ろで差すレースを覚えさせようとしているところです。CBC賞でも同じような位置取りで最後は伸びてきていますので、これを馬が覚えてくれたらなと思っています。

春の目標はNHKマイルカップで、マイル中心に使ってきたんですが、トップスピードに乗るのが早すぎて行ってしまっていました。それで距離を短くしたらどうなるだろう、という話を福永騎手としていて、彼も『秋はスプリンターズSにしよう』ということで、1200メートルを選択しました。(スプリンターの資質を感じたのは)最初に追い切りへ跨った福永騎手が言ってきたんです。プロのジョッキーなので調教で乗ったらわかりますね。トップスピードに早く乗るのが、1600メートルでは辛いところかなという馬なので、福永騎手も1200メートルに特化した方が良いという考えを持っていました。これは1600メートルを使っていた頃からです。福永騎手は新馬戦から追い切りに乗っていましたからね。シンザン記念を勝ちましたし、1600メートルも持つな、ということだったんですが、後から考えれば長かったかなと思います。

(中間は)5日ほどノーザンファームしがらきへ放牧に出しました。5日でもリフレッシュ効果はあるんですよね。(栗東に)帰ってきて元気でした。今日の追い切りは終いを活かすようにしました。もっとやれば(時計は)出るんですが、中2週で目イチでやると反動が来ますし、使った効果も大きく、これで十分だと思います。あまり走る馬と併せると、時計が出てしまうので、そこそこの馬で、アメリカズカップというあまり時計の出ない馬と併せました。最後だけサッと伸ばして、2ハロンも速いですし、最後も13秒を切れていますので問題ないです。

(セントウルSは)直線の長い中京の1200メートルで、最後に坂があるのに苦にならない内容でしたね。その前の小倉はフラット(平坦)ですが、最後は伸びてきています。問題は中山の坂があるところでどうなるか、というところなんですが、直線も短い、中京は坂で経験している、両方合わせれば大丈夫じゃないですかね。

(同じ厩舎の)モズスーパーフレアは毎年予定通り使っていますが、ピクシーナイトは春までマイルを使っていて、しかも3歳馬で賞金が足りないケースが多く、そこでセントウルSを使いました。何とか2着でどうかな、と思ったんですが、(今回の出走枠に)入ることが出来ました。初めての(1200mの)GIでもあり、良い結果を期待しています。

(今回は)結果が求められてるかなと思います。勝ってはいないだけで、既に(結果を)出していますからね。将来に向けてそこそこの成績を残したいと思います。応援してください」

(取材:山本直)