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10月3日(日)に中山競馬場で行われるスプリンターズS(GI)に出走予定のダノンスマッシュ(牡6歳、栗東・安田隆行厩舎)について、共同会見の川田将雅騎手のコメントは以下の通り。

「(高松宮記念は)ゲートからスムーズにレース自体を組み立ててくれましたし、得意ではない馬場でもしっかりと走り切ってくれて、最後は気持ちの強さを見せてくれながら先頭に立ってくれて押し切ってくれましたので、強くなったなと思いました。

年を重ねるごとにスプリントホースとしての完成度がどんどん高くなっていますし、若い時よりも今が一番強いのは間違いないと思います。

ゲートが好きではないのですが、それでも前回の高松宮記念に関してはこの馬としてはとても我慢してくれて、その分良いスタートを切ることが出来ましたし、走ること以外でもそういう状況を馬自身が作ってくれたのは有難く思いますし、今回もそれが必ずそうなるとは限らないですが、そうであってほしいと思います。

(チェアマンズスプリントプライズは)先生も仰っていたと思いますが、調整が難しかったと思いますし、その影響が大きく出たようなレースじゃないかなという印象です。

昨年も良い内容で前哨戦を勝ち、本番でも良い走りをしてくれるんですが、一生懸命走る馬なので、期間的なものもあるのか、本番では結果を伴うことができないという時間を過ごしてきたので、(今年は)休み明けでGIに向かっていくことを選択してるんですけど、それで春も結果が出ましたし、秋も結果が出てくれればと思うので、休み明けだからどうこう、2戦目だからどうこう、ということではないんですが、結果を振り返るとそうだ、というところですね。

(先週の追い切りは)1週前ということですし、レースも久しぶりということで、ある程度しっかりやりながら、という指示をもらいましたので、全体時計としてはこの馬なりにはセーブしながら、終いの動きをしっかり作っていって、とても良い追い切りを終えてくれたと思います。順調にここに来れているなと思いました。

(今日の追い切りを)見ました。しっかりと我慢もきいて、時計的にもセーブしながら、先週もやっている分を今週は整えるという程度だったと思うので、今日を終えることが出来て良かったなと思います。

もちろん勝たなければいけない存在だと思いますので、そういうレースをしなければ、という思いです。

順調にここまで来れていますし、日本のスプリントホースの頂点の馬として、皆さんが望む結果をお見せできるように、この馬らしい走りができればと思いますので、秋競馬最初のGIを楽しみにしてもらえたらなと思います」

(取材:山本直)

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