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10月3日(日)に中山競馬場で行われるスプリンターズS(GI)に出走予定のダノンスマッシュ(牡6歳)について、追い切り後の安田隆行調教師のコメントは以下の通り。

「6歳秋になって、ダノンスマッシュが完成されてきた感じを受けます。以前は背腰に疲れが溜まるタイプだったんですが、今は追い切りが終わった後もしっかりしていて、馬がシャキッとしています。ここに来て完成されたな、と思います。

(高松宮記念は)道悪で枠順も外だったことも幸いして良いところを走れましたし、最後の切れ味は凄かったと思います。成長の証だと思います。

今になって、(チェアマンズスプリントプライズは)高松宮記念から中3週と間隔が短かったのでこの馬の力が出なかったと思います。

前回の香港を使った後に、秋はここ一本で行こうというローテーションを組んで、すこぶる順調に来られました。香港の後、千葉のケイアイファームに帰して充電しまして、早めに栗東へ連れてきてじっくりと乗り込みました。

(先週の追い切りは)1週前ということで、ある程度負荷をかけてみたいという調教内容で、ジョッキーに乗ってもらってある程度出してもらいました。内容は馬の動きに関しても満足いくものでした。先週ある程度本追い切りを済ませてますので、(今朝は)ある程度そっと乗って、馬が怒りはしないかなと思いました。(坂路4ハロン)54秒で落ち着いて上がってこられました。

状態に関してはここ3年(のスプリンターズS)で一番良いと思っています。

先行馬がたくさんいるので、(作戦は)枠番が発表されないとわからないですね。

最近、馬の素振りが(父のロードカナロアに)すごく似てきました。もう少しで肩を並べるところまで来たんじゃないかと思います。

お父さんのロードカナロアもスプリンターズSで2度強い勝ち方をして、ダノンスマッシュもお父さんに続きたいと思います。ファンの皆さんも応援してください。お願いいたします」

(取材:山本直)

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