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9月19日(日)に中京競馬場で行われるローズS(GII)に出走予定のアールドヴィーヴル(牝3)について、追い切り後の今野貞一調教師のコメントは以下の通り。

「(前走は)体重をキープしながら完成手前の中、順調に競馬まで行ってくれまして、本番も厳しい条件だったと思いますが、一生懸命走ってくれて、精神力の強い子だな、と思いました。身体は完成途上でしたが、気持ちの真面目さと精神力の強さ、レースセンスの良さで頑張ってくれたと思います。調教では行きたがるところがありましたし、まだ身体のバランスが出来切っていませんので、(折り合いは)難しいところはあるかもしれないと思っていましたが、上手に走ってくれました。

オークスの後は北海道のノーザンファームで放牧させて、ゆっくり身体を膨らませてもらって、8月20日に帰厩しました。輸送で身体を減らしましたが、今日まで変わらず442キロで来ています。少し大きくなったというか、身体の丸み、厚みが出てきたと思います。夏に膨らませてゆっくりさせていただいたので、多少緩いかなというところがあり、1週前は強めにやって、予定より時計は速くなりましたが、その後も順調で良かったです。

(今日は)折り合いの確認、動きの確認をして、予定より少し速くなりましたが、松山騎手と『非常に良い動きで良い仕上がりだな』と話していました。体質面と相まって、飼い食いも変わりなく良いですし、良くなったなと思います。

当日輸送で多少減ると思いますが、430キロ台で出られると思います。飼い葉の食い自体はそれほど変わらず、極端に食べなかったりして苦労することはないんですが、あとは成長のものかなと思います。

(今回は)左回りも良いですし、距離もちょうど良いと思います。展開的に向いてくれるか多少気になりますが、松山騎手に任せておけば良いかなと思います。桜花賞は速すぎて(馬場が)合ってなかったと思いますし、新馬戦で重い馬場も経験しています。重い坂路でも簡単に時計が出ますので、渋ってもむしろ良いのかなと思います。

夏は順調に過ごせまして、少し成長した姿をお見せできるかと思います。ここを良い形で走ってもらえたら、本番に楽しみな形で向かえるかと思います。応援よろしくお願いします」

(取材:山本直)

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