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9月19日(日)に中京競馬場で行われるローズS(GII)に出走予定のアンドヴァラナウト(牝3)について、追い切り後の池添学調教師のコメントは以下の通り。

「1600メートルでもハミを噛むところがあるので、(前走は)初めての2000メートルで不安はありましたが、今後に向けて試さないといけないと思っていました。こちらが思っていたより良い内容だったと思います。口向きもだいぶ改善されていますし、馬自身もしっかりしてきたと思います。

前走後はノーザンファームしがらきでリフレッシュさせました。強い調教のいらない馬なので、本追い切りは2本ですが、やれば動く馬なので、そこだけ気を付けながらあまりやりすぎず、うまく調整できたと思います。

動き自体は全く問題ないですし、(今日の追い切りは)最初に折り合いをつけて、溜まった分だけ最後は気分良く走らせました。終いの時計も良かったですし、道中の折り合いも問題なかったと思います。やろうと思えばもっと動けますが、折り合い面と気持ち、馬の精神状況を考えて、この馬としては控えめというか、考えてやった上での時計ですね。

スタートがすごく上手な馬で前にもつけられますし、自分で競馬を組み立てられます。逆にスタートが速すぎてハナに行ったり、最後に甘くなったりしたんですが、前走はしっかり福永さんも考えて乗ってくれて、良い内容の競馬が出来ました。これから成長すると思いますが、これだけ堅実に走ってくるのでポテンシャルはすごく高いと感じています。

(今回は)コーナー4つで走るのが初めてで、唯一の不安はそういったところくらいですね。あとは全く心配していません。スタートが上手なので良いポジションを取って、でもハナに行ってしまうと前走のような溜めが作れるかという不安があるので、出たなりで好位で競馬してもらえれば良いかなと思います。あとは枠順を見て、ジョッキーがしっかり考えて乗ってくれると思います。

(今の馬場は)この馬にとってプラスになると思います。あとは渋らないことを祈るだけです。(道悪は)経験したことがないのですが、気持ちが強い馬なのでそうなったとしても力を出してくれると信じています。

秋華賞を見据えて、というよりはもっと先に良くなる馬だと思うので、今回結果が出て、馬もダメージがなければ(秋華賞へ)向かいたいと思います。無理をして馬の成長を妨げないようにしたいと思います。

血統的にもものすごく期待していますし、こちらが思っていたようにどんどん成長しています。その上で結果が出るように頑張ってもらいたいと思います。応援よろしくお願いします」

(取材:山本直)

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