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9月19日(日)に中京競馬場で行われる第39回ローズステークス(GII)に登録しているクールキャット(牝3、美浦・奥村武厩舎)について、追い切り後の奥村武調教師のコメントは以下の通り。

(前走のオークス14着を振り返って)
「枠が内だったので、ジョッキーとは事前に相談して、なるべくスムーズなレースができればという話はしていました。その中で、勝つための選択としてハナに行きました。前半は少しペースが良かったもので、最後は止まってしまったなという内容でした」

(前走後の調整について)
「さすがにオークスで目一杯走ってきたので、疲れを取るのに時間はかかったのですが、それも想定内というか、立ち上げてからはまた順調に来ています。特に大きな問題にはならなかったです」

(春に比べて馬の変化は?)
「首差しが少し伸びて、体高も伸びているなという感じがしました。上半身が主に大きくなってきたなという感じがしますので、身体はプラス10キロぐらい増えているかなと思っています」

(調教過程を振り返って)
「先々週の日曜日、先週の水曜日、先週の日曜日と終いはかなりしっかりやっているので、今週は輸送もありますし、全体時計はあまり速くならないように、終いだけきっちりと反応を見るという内容の指示で、その通り乗ってきてもらいました。
十分息もできていますし、伴騎手にはその時にも乗ってもらっているのですが、オークス前と比べて遜色ないところまで来ているという話はもらっています」

(今回のレースに向けて)
「跳びがすごく大きな馬で、あまり窮屈なコーナーは回したくない馬ですので、最初から大回りのレースを狙ってローズステークスに設定していました。そこは問題ないと見ています。
スタートしてからのリズムがすごく大事な馬で、跳びが大きくて良い馬なので、それを阻害しないようなポジションでレースを進められればと思っています。
もちろんトライアルでそんなに甘くないのは百も承知ですので、こちらもまだチャレンジする身だという気持ちです。
誰が乗るということよりも、この馬のリズムを崩さずにスムーズに競馬ができれば、自ずと結果はついてくるのではないかと思っています。
オークスでは良い結果を出せなかったのですが、秋に向けて順調に来ていますので何卒また応援の方をひとつよろしくお願いします」

(取材:米田元気)

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