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 21日(土)に阪神競馬場で行われる若葉ステークス(皐月賞トライアル・芝2000m)に出走するポルトドートウィユ(牡3、栗東・高野友和厩舎)について、追い切り後の高野調教師のコメントは以下の通り。

●ポルトドートウィユについて高野友和調教師
「きさらぎ賞は、この馬の競馬はできたと思います。力は出してくれたと思いますが、あの段階では勝った馬のほうが強かったということでしょう。レース後も集中して調教に臨めていますし、人間の指示を聴く耳も持っていますし、順調に来ていますね。

 (前回はプラス6キロでの出走でしたが)特に意識はしていませんでしたが、しっかり食べさせて、調教した結果の体重なので良いと思います。この中間もよく食べていますし、しっかりした体になっています。

 今朝の追い切りは(相手に)動く馬を用意して、この馬も気を抜かないようにということで。併走馬もしっかり(ポルトドートウィユに)併せて欲しいという指示は出していました。この馬に関しても、最後の1ハロンはきっちり伸ばして、とお願いしていました。馬が充実していますし、精神的にも余裕があったのでこれならしっかり出来るかな、という判断ですね。

 初の2000m戦ですが、レース選択のタイミング上ずっと1800m戦で来ていたようなものですから。1ハロン延びても日本の育んできた牝系と父親ですし、こなしてくれると思います。

 本当に完成するのはまだ先かなと思いますが、能力は高いですし、皆さんが結果を求めている馬ですからね。クラシックに出走させなくてはいけない馬ですし、何とかいい結果をと思って調整しています。この馬の活躍が競馬の人気にも影響を与える、くらいに思っていますし、ぜひ良い結果を出したいです」

(取材:大関隼)

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