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2月21日(日)に東京競馬場で行われるフェブラリーステークス(GI)に出走を予定しているアルクトス(牡6歳 美浦・栗田徹厩舎)について、田辺裕信騎手の追い切り後のコメントは以下の通り。

(今朝の追い切りについて)
「前回レースに使ってから、中2週という短い期間なので、調整と確認程度の内容です」

(坂路コースを3頭併せの内容でした)
「ウッドチップコースだとどうしてもバランスを取りにくい馬で、坂路だとしっかり走ってくれるので、前2頭を目標に自分のリズムで走らせました。アルクトスの息遣いと最後の伸びを確認しました。一回使った効果もあって、しっかりした走りでした」

(前走を振り返って)
「正直、追い切りの動きがもう一つで、なかなか仕上がりにくい馬で、フェブラリーステークス一本でいくと、相当な調教量をこなさないといけないと思いますが、そういう意味で、ひと叩きしようということになりました。調教の動きがもう一つの中で、レースへ行くとレース勘が良く、想像以上に頑張ってくれました」

(59キロの斤量でしたが、頑張りました)
「体的にも息遣いも重く、斤量も重いなか、踏ん張ってくれて力をつけていると思いました」

(この馬の長所、成長している点は?)
「目に見えて成長を感じるのは、結果がついてきていることが大きいですね。条件戦では、展開が味方したり相手が手薄だったりで、強い勝ち方に見えていたと思いますが、段々戦う相手が強くなってきても、勝ち負けに加われるのを見ると、成長しているなと感じます。長所は、平常心ですね。パドックで跨ってからも、ゲート裏まで全々ブレないですね。落ち着いています」

(フェブラリーステークスは、この馬にとって2度目になります)
「去年は周りの馬が強いのもあって、展開の助けがあればと逃げて行きました。今年は去年よりも力をつけていると思いますし、調整過程も順調だったので、もしかするとハナかも知れないですし、いろいろなパターンを考えて行きたいと思っています。前走久しぶりに1400メートルを使って、気持ちも前向きになり、先行力を補ってもらえればと思っています。あとは、流れ次第で前につけるのか、下げるのかを判断したいです」

(最後に期待の程を)
「去年のリベンジでは無いですが、この舞台は、この馬にとって絶好だと思っているので頑張って欲しいですね」

(取材:木和田篤)

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