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8月9日(日)に札幌競馬場で行われる第25回エルムステークス(GIII)に登録しているアルクトス(牡5、美浦・栗田徹厩舎)について、追い切り後の栗田徹調教師のコメントは以下の通り。

(前走のかしわ記念4着を振り返って)
「前走は逃げ馬に上手く逃げられた感じでした。もう少し前進してくれるかなと思ったのですが、不甲斐ない結果でした。次につながるレースができればと思っていたのですが...」

(前走後の調整について)
「もう一つ、二つ力を付けないと一線級の相手とはまだ力の差かあるのかなと思っていましたので、この夏を利用してプロキオンステークスを使うのか、エルムステークスを使うのか、オーナーと相談しました。北海道でもう一回しっかりと立て直したいということで、北海道へ放牧に出させてもらいました。エルムステークスはコーナー4回、そして1700mのダートということで、対応できればレース選択に関しても幅が広がってきますので、ここに決めました」

(調教過程を振り返って)
「先週、自分も見に行ったのですが、10日前に入厩しました。それまではBTC(軽種馬育成調教センター)で週2回、しっかり時計を出していました。先週の土曜日、札幌のダートコースで調教助手が乗って68秒ぐらいの時計でした。多少まだ気の重さはあった感じですが、この追い切りで変わって、今週併せ馬でメリハリをつけた追い切りをする予定にしています。
馬体もシャープというか、前走よりは絞れていると思います。見た感じは馬体はもうシャープに仕上がっていると思います」

(今回のレースに向けて)
「福島以来の1700mのダートになります。福島の時は1000万クラスでしたが、大型馬なのに機動力がありまして、馬群の中でも我慢できると思っています。あとはエンジンのかかりが少し遅いタイプなので、その辺が鍵になるかと思います。
この時期にしては良いメンバーが揃っていると思います。ここをステップに良い競馬をして、秋に持っていきたいです。
久々の1700mダートになりますが、馬も北海道で力を付けて戻ってきて、良い状態で出走させられそうです。ぜひ応援よろしくお願いします」

(取材:米田元気)

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